「ゲームがうまいと頭が良い」は本当なのか?

ゲームばかりしていると成績が下がる、と言われたのは最早昔の話。今では「ゲームが上手い人は頭が良い」という人も少なくありません。私の個人的な感覚でも、確かにゲームがうまい人間は要領が良いと感じることがあります。果たして、「ゲームのうまさ=頭の良さ」は本当なのでしょうか?

そもそも頭の良さとは何か?

ゲームがうまい=頭が良いを考える前に、そもそも頭の良さとは何を指すのか整理おきましょう。世間一般で「頭が良い」と言われる人間は、おおむね以下3つのいずれかに当てはまります。

  1. 複雑な問題を解決できる
  2. 思考のスピードが速い(機転が利く、回転が速い)
  3. 物事を認識、検知する能力が高い(認知能力が高い)

この3つのうち複数、もしくはいずれかひとつでも当てはまれば、「頭の良い人」と言われることが多いのではないでしょうか。

では、この3点とゲームがどう関係するのかを考えてみます。

ゲームジャンルで鍛えられる能力が異なる

実はプレイするゲームのジャンルによって、前述した3点のどれを使うかが別れるのだそうです。例えば、FPSであれば「認知能力」がモノを言います。できるだけ早く敵を認識し、状況を判断し、素早く正確な行動をとる。これが認知能力の高さだといわれています。

またFPSでは、複数に同時の作業をこなす「マルチタスク能力」や「プレッシャーの中で正確に物事を遂行する能力」も鍛えられるのだとか。

前述の例でいえば、2と3が該当するでしょう。確かに敵味方入り乱れる中で、素早くかつ正確に敵を撃ち抜く力は、こういった能力が必要であるように感じます。

さらにLoLのようなMOBA(Multiplayer online battle arena)形式のゲームは、脳の作業領域(ワーキングメモリ)を鍛えます。ワーキングメモリが鍛えられると脳全体を統率して上手く使う力が向上し、戦略や計画を立てる論理力や、それを遂行する能力が上がるのだそうです。

こちらも前述の例で言うと、1と2が該当します。

ゲームのうまさは頭の良さの指標になりうる

このようにゲームは脳の様々な力を鍛え、世間一般で言われるところの「頭の良さ」を実現できるツールといえそうです。個人的には、ゲーミングPCを自作したり、BTOでカスタマイズを組んだりといった行動も、脳を鍛えると思います。近々義務教育に導入されるプログラミング教育にも似た効果が、ゲームやゲーミングPCにはあるのかもしれません。

私個人の経験からいっても、仕事の出来る人や機転が利く人の中にゲーマーは非常に多いです。学生でも社会人でも、ゲームを趣味にすることは決して悪いことではなさそうですよ。