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最近はDiscordの登場でやや押され気味という印象があるSkype。かつては、音声コミュニケーションの定番ツールでした。今でも少人数の会議通話や1:1の通話で使用している人が多いのではないでしょうか。PCゲーマーなら定番ツールのひとつですよね。
このSkype、Windows10環境だと少し困った事態になっているため、その解決法をご紹介します
圧倒的に使いにくいSkype for Windows10
かつてはサードパーティ製のツールだったSkypeも、今ではMicrosoft社の傘下に入っています。特にWindows10からは「Skype for Windows10」という名でストアアプリになっていますよね。
そのため、Skype for Windows10を以前のSkypeだと勘違いする方が多いようです。実はSkype for Windows10は、以前のSkypeとはかなり異なり、使い勝手が大きく低下しています。
例えば以下のような点です。
・コンタクトの一覧表示が見にくい
・承認済みコンタクトと、申請のみ(未承認)のコンタクトの見分けがつきにくい
・延々とチャットアイコンに「未読」が出続けるバグがある
・通知音が出たり出なかったりと不安定である
いずれも定番の音声コミュニケーションツールとして使うには致命的なものばかり。私も初めてSkype for Windows10を使ったときは、あまりの使いにくさに愕然としました。
また、通常のデスクトップ版Skypeをインストールすると、Skype for Windows10とは別物として扱われ、単一のアカウントでログインしても2つ同時に起動した状態になります。
この状態で通話やチャットを受けると、2つのSkypeを同時に使用している状態になり、使いにくさに拍車がかかることも……。したがって、どちらか一方だけを使うように設定すべきですね。もちろん私は、デスクトップ版Skypeにしました。
Skype for Windows10をアンインストール
Skype for Windows10は、プログラム一覧か、もしくはスタートメニューのリスト(アルファベット順)から選択してアンインストールできます。
Skype for Windows10には「ログアウト」のような機能がないため、タスクマネージャーで殺してしまうしかないのですが、そのタイミングで通常のデスクトップ版Skypeが落ちることもあり、実に不安定。
そのため、いっそのことアンインストールしてしまったほうが賢明かもしれません。Skype for Windows10を削除したあとは、デスクトップ版Skypeをインストールし、こちらだけを起動するようにします。
今後はデスクトップ版Skypeが終了する可能性大
ただし、現状(2019年3月時点)では、デスクトップ版Skype「Skype for Windows バージョン8.4」が最新です。しかし、こちらはSkype for Windows10を大差がありません。
今まで「使いやすいSkype」の代名詞だったのは「Skype for Windows バージョン7.x」だったはず。すでにバージョン8が主流になっていることから、バージョン7は、今後使えなくなるでしょう。
古いバージョンのSkypeは「https://go.skype.com/classic.skype 」へのアクセスでダウンロードできるものの、このリンクが塞がれる可能性もあります。今のうちに、旧バージョンをダウンロードし、別名で保管しておくべきかもしれませんね。