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PCゲーマーであっても、キーボードは単なる「ゲームパッド」ではありません。PCにまつわる全ての入出力を担当するデバイスだけに、文章作成やコミュニケーションなど、さまざまなシーンで活躍します。
そこで、ゲーム以外でも使いやすいゲーミングキーボードの特徴についてまとめてみたいと思います。
ゲーム以外でも使いやすいゲーミングキーボードの特徴
まず、主にメカニカル仕様のゲーミングキーボードについて、「ゲーム以外での使いやすさ」に着目して解説します。
ゲームプレイ時にはプラスだった点がマイナスになることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
キーの高さ
メカニカルキーボードは一般的に、メンブレン方式に比べてキーの高さがあります。メカニカルの売りである「ストロークの深さ」やクリック感をだすためには、キーと天板との間にある程度の距離が必要ですからね。
しかし、これが文章作成のときには思わぬ障害になります。文章作成では、どちらかといえば「指の横移動」がしやすい平面なキーボードが好まれます。
手のひらを水平に滑らすようにして入力すると、スムーズに打ち込めますよね。このとき、キーが高すぎると指がキーにひっかかってしまい、誤入力のもとになるのです。
言ってしまえば慣れの問題なのですが、あまりにもキーが高いモデルは、文章作成に不向きといえるでしょう。
RGBの地味目が吉
最近のゲーミングキーボードは、RGBイルミネーションが非常に進化しており、見た目も楽しめるようになっています。単に光るだけではなく、明滅のパターンや速度調整も可能で、プレイヤーのテンションを挙げてくれますよね。
しかし、このイルミネーションが文章作成の際には、やや曲者なのです。まず、視界にチラチラと光が入り、文章作成に集中できません。
さらには、カラフル過ぎることがかえってキーの視認性を落としてしまい、ミスタッチの原因になることも。RGB自体は、薄暗い環境でもミスタッチを防いでぐれる優れた機能ですが、「光の色」には配慮したほうが良さそうです。
私もRGB搭載のゲーミングキーボードを使用していますが、光の色は単色(白のみ)で使用しています。
キータッチは重すぎないほうが吉
メカニカルキーボードは軸によって打鍵時の重さが異なります。好みはひとそれぞれですが、一般的にPCゲーマーは比較的重い打鍵感を好む傾向にあるようです。
一方、文字入力の場合は、あまりにも重さがあると、手首や前腕部の負担が大きくなりがちです。「黒軸」や「青軸」など、比較的重さがあるタイプは避け、茶軸や赤軸など小さい力でキーを押し込めるタイプが良いでしょう。
個人的には、ロジクールが独自開発している「Romer-Gスイッチ」が好きですね。打鍵感としては、茶軸と青軸の中間くらいの重さで、静音性が高くクリック感もあります。
具体的な製品名を言えば「G413」や「K840」あたりがおすすめかもしれません。独自仕様のメカニカルキーボードでありながら、1万円以内で買える高コスパモデルです。
高い=良いという考えは捨てるべき
ゲームを含むマルチ用途のキーボードは、決して「価格の高さ=使いやすさ」ではありません。できるだけシンプルかつ丈夫で、打鍵が軽いモデルをおすすめします。
ちなみに、上で紹介したロジクール製のキーボードはどちらも使用経験がありますが、慣れるとゲームでも文書作成でも非常に使いやすいです。
東プレのリアルフォースが欲しいけど、高くて手が出ない…といった場合にもおすすめですよ。