2020年に狙うべきCPU4選

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新型コロナウィルスの影響から、外出の機会が減っている今、PC本体や関連パーツの売れ行きが伸びているそうです。

確かにどのネットゲームもプレイヤーが増えています。FPSにMMO、MOなど、どのジャンルでも遊べるようなCPUに換装するのは、今かもしれません。

そこで2020年に購入を検討しておきたいCPUを5つ紹介します。

無難な万能CPU「Core i5 9400F」

Core i5 9400Fは、Intel社のロー~ミドルレンジCPUです。6コア6スレッド、2.9~4.1GHz動作と性能は必要十分。

価格も1万円代後半と、ミドルレンジCPUの中ではコストパフォーマンスに優れている部類です。

BTOメーカーのゲーミングPCにおいても、コスパモデルの多くはこのCore i5 9400Fです。

コストパフォーマンスという意味では、Ryzen 5 3600と同等レベルと断言してよいでしょう。2020年時点では、コスパCPUの2トップの一角といったイメージです。

総合ナンバー1候補の筆頭「Ryzen 5 3600」

物理6コア12スレッド、3.6~4.2GHz動作で価格は2万円代中盤という、コストパフォーマンスの権化のようなCPUです。

PCI-E4.0対応に7nmプロセス製造など、AMDの戦略的モデルと言ってもよいでしょう。本気でIntelを潰しにきているのか……?と勘ぐりたくなるような圧倒的な存在です。

Ryzen 5 3600のすごい点は、ゲーミング性能・事務処理性能・画像処理性能の3点で大きく飛躍していること。

価格は2万円代中盤であっても、ライバルであるIntel社のハイエンド層(Core i7)と対等以上に戦えるだけの性能を持っています。

ほぼ同等の性能を持つ「Core i7 9700K」が4万円代中盤なことを考えると、Ryzen 5 3600を買わない理由を見つける方が難しい。そのくらい抜け目がないCPUです。

唯一の泣き所は、内蔵GPUがない点でしょうか。しかしこのクラスのCPUなら独立GPUを設置するのが一般的なので、実際のところは何ら問題ありません。

ローエンドの覇者は目前「Ryzen 3 3300X」

AMDのCPUが続きます。今度はワンランク下のローエンド帯で覇権を握りそうな「Ryzen 3 3300X」です。

Zen2を正式採用したローエンド帯のCPUで、4コア8スレッド、3.8~4.3GHz動作という必要十分なスペック。さらに驚くべきことに価格は約1~1.2万円です。

2020年5月に発売予定となっていますが、しばらくはRyzen 3 3300Xがローエンド帯の覇権を握ることは間違いなさそうですね。

ちなみにシングル・マルチスレッド性能は、2世代前のIntel社製ハイエンドCPU「Core i7 7700K」と拮抗するレベル。つまり、4年ほど前のハイエンドCPUと大差ない性能です。

そつなく万能型のハイエンドCPU「Ryzen 9 3900X」

CPUにかけられる予算が5万円いじょうあるならば、「Ryzen 9 3900X」も視野に入ってきます。

物理12コア24スレッドという、1世代前のスーパーハイエンドCPUを彷彿とさせるスペックながら、価格は約6万円。

配信、動画編集、ゲーミングと、どの分野でもトップクラスのパフォーマンスを叩き出すにもかかわらず6万円で購入できてしまうため、ハイエンドゲーミングPCはこれ一色になるのでは?と心配したほど優秀です。

同価格帯の「Core i9 9900K」よりも5割近く性能が上であり、あまり勝負にならないことから、13万円前後のCPUと比較されることも多いですね。

やはりAMD(Ryzen)のコスパはすごいの一言です。

Intelの巻き返しに期待

以上、4つのうち3つがAMDという結果になってしまいました。AMDを贔屓しているわけではなく、素直に選ぶとこうなってしまうのが実情です。

Intelも当然黙ってはいないでしょうから、次世代のCPUに期待ですね。ぜひ、CPU買い替えの参考にしてみてください。