今からWindows10 Proはアリか?

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

2021年10月にリリースされたWindowsの新OS「Windows11」は、正直なところそれほど目ぼしい機能がありません。

そのためOSのアップグレードで悩んでいるゲーマーも多いと思います。私もその一人です。

実はOSの入れ替え時期は旧OSが安くなる傾向があり、今からWindows10でもう1台組もうか悩んでいます。

そこで、今からWindows10 Proはありなのか、無しなのか、考えてみました。

Windows11との価格差は約6000円

2021年11月時点でDSP版を比較すると、「Windows11 Proは約2万円」「Windows10 Proは約14000円」です。

その差は6000円。その一方でゲーマー向けの機能を比較すると、実はほとんど差がありません。

両者でベンチマークを測定すると、誤差程度の違いしかなく、おそらくほとんど同じスコアが出るでしょう。

また、ストレージの読み書き性能では、Windows10のほうが若干上回るという結果も出ています。

個人的には6000円の価格差を埋めてしまうような性能差は確認できていないので、この点から言えばWindows10 Proでも十分かなという気がしますね。

サポート期限

Windows11のサポート終了日は未発表ですが、バージョンごとのサポートは2年間で、最終的にはリリースから10年程度はサポートされると思います。

一方、Windws10のサポート期限はHome、Pro両方とも「2025年10月14日」です。この記事を執筆している時点からカウントすると、あと4年ほど残されています。

正直、今から購入してもまだまだ使えますね。PCゲーマーの場合、ひとつのPCを3~5年使えば高確率で違うマシンを組むわけですから、OSのサポート期限がネックになる時期ではないのかなと。

またWindows11へのアップグレードも可能なことも考えると、今でもWindows10 Proは十分にアリだと思います。

Windows10に限らず、WindowsOSは次世代OSがリリースされ始めた時期に「熟成」が終わることが多く、実はサポート期限前の3~4年程度が非常に安定します。

もちろん、OS自体の出来にも左右されるわけですが、Windows10自体は歴代のWindowsの中でも比較的よくできているOSであり、昨日も豊富です。

Pro版であればセキュリティ面が強化されていますから、今からWindows11に乗り換える理由が見つかりませんね…。ともかく、サポート期限を理由にしてWindows11に移行する時期ではないと考えます。

OSを理由に買い控えはNGと断言

「これからWindows11搭載のPCがどんどん出るのだから、今買うのはやめておこう」という判断は、あまりおすすめしません。

Windows11Proと10Proの間に決定的な性能差が無く、サポート期限にもまだまだ余裕がある今、ゲーミングPCの購入判断にOSはあまり関係ないと言えるでしょう。

少なくとも私ならば、とりあえずWindows10 Proで1台購入(自作含む)してから、11の様子を見ますね。新OSはまだまだ試作段階の時期ですから。