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Intel社が2017年の大詰めに怪物CPUを放り込んできました。それは、18コア36スレッドのハイエンドCPU「Core i9-7980XE」です。
そしてBTOショップ各社からもCore i9-7980XEを搭載したパソコンが続々と登場しています。
Core i9-7980XE搭載のBTOパソコンがついに解禁
2017年10月25日より発売解禁となったIntel社のCPU「Core i9-7980XE」を始めとしたCore-Xシリーズ。
最上位モデルのCore i9-7980XEでは最大18コア36スレッドという驚異的なスペックを誇ります。これはAMD社のRyzen threadripperを強烈に意識したモデルといえるでしょう。
メニーコア化が進むCPU市場で、IntelとAMDの2社がどう戦っていくのか楽しみですね。
また、Core-Xシリーズの発売を受けて、BTOショップからCore i9-7980XE搭載のゲーミングPCが発表されています。
今回はその中でも、最上位のハイエンドモデルを見ていきましょう。
パソコン工房「LEVEL-FA29-LCi9XE-XNDVI」
CPUにCore i9-7980XEを採用し、メモリは64GB、GTX1080Ti×2(SLI構成)、1200W電源にM.2SSD搭載という破格のスペックを誇ります。
価格はなんと税別602980円。まさにモンスター級です。マザーボードとグラフィックボードがASUS製で、信頼度が高いモデルと言えます。
2017年時点では、このPCで出来ないことはほぼないといえるかもしれません。
ドスパラ「ガレリア VZ-X」
パソコン工房のモデルと比較すると、メモリ(32GB)、グラフィックスボード(GTX1080Ti×1)で劣るものの、他はほぼ同等のスペックです。
価格は税抜き529980円。GTX1080Tiが1枚当たり95000円程度で買えることを考えると、パソコン工房のモデルよりやや割高かもしれませんね。
Ryzen threadripper1950Xの対抗馬となるか?
Core i9-7980XEはコア数、スレッド数ともにRyzen threadripper1950Xを上回っています。
しかしベースクロックではやや劣り、価格は2倍程度。各種ベンチマークの結果を見ると、コストパフォーマンス面では厳しい戦いを強いられるものの、絶対性能では1950Xを上回るシーンも見られます。
このあたりはコスパの良さをとるか、絶対性能をとるかという2択を迫られそうです。BTOショップ各社からも、新しいBTOパソコンが登場することを期待しましょう。