自作PCユーザーが良く買っているCPU・GPUは?2019年版まとめ

どのPCパーツがどれだけ売れているかは、ゲーミングPCの構築・改良においてとても有益な情報です。

売れているPCパーツには何らかの魅力(理由)があるわけですからね。特に初心者の場合、自作PC構築やBTOパソコン改良で迷ったときは、売れ筋のパーツの中から候補を選ぶことをおすすめしています。

しかし、売れているパーツの情報は、実はなかなか見つけにくいもの。そこで、価格コムのトレンド情報から、売れているパーツの傾向・割合などを紹介したいと思います。

2019年の売れ筋パーツ

では早速価格コムのトレンド情報から、主なPCパーツの売れ筋を見ていきましょう。

あまり知られていませんが、価格コムではパーツごとに月間のトレンド情報を公開していて、パーツのグレードやメーカー別に売れ筋を把握できるようになっています。

今回紹介するのは「2019年12月期」の情報です。12月はボーナスセール、クリスマスセール、年末年始セールなどが重なり、パーツの出荷数が多い時期。

まさに1年の集大成とも呼べる時期で、この1か月間で大まかなPCパーツのトレンドを知ることができます。

CPUの売れ筋

まずCPUです。メーカー別、シリーズ別(スペック別)、価格帯別にみると、次のようになります。

●メーカー別:AMD…60.07%、Intel…39.93%
●シリーズ(スペック)別:Ryzen 9…24.62%、Ryzen 5…16.42%、Core i5(Coffee lake世代)…14.01%、Ryzen 7…13.6%、Core i9(Coffee lake世代)…7.21%、
●Core i7(Coffee lake世代)…6.04%、Core i3(Coffee lake世代)…3.47%
●価格帯:35001円以上…56.39%、15001~20000円…12.11%、20001~25000円…10.37%、25001~30000円…8.2%

参考:価格コム(https://kakaku.com/pc/cpu/)

CPUは高額(35000円以上)モデルが最も売れており、なおかつRyzenシリーズがIntelを圧倒しています。ざっくりシェアは6:4で、自作ユーザーの6割はRyzenを支持しているという現状が見えてきました。

また、IntelはCoffee lake世代(第8世代、8000番台)が未だに最も売れており、第9世代への移行はあまり進んでいないように見えます。

BTOパソコンの場合はほとんどが第9世代に置き換わりましたが、自作では第8世代のコスパが評価されているわけですね。確かにi5 8400などはとても優秀ですから。

ただし、価格コムの情報はあくまでも「パーツ単体」としての売れ筋なので、BTOパソコンの人気モデルとはややズレがあるように思います。

Ryzen 5やCore i5よりもRyzen 9が良く売れているというのは、「ミドルレンジはBTOパソコン」「ハイエンドは自作」というニーズの違いなのかもしれません。

GPUの売れ筋

次にGPUです。こちらはメーカー、価格帯、スペック別に見ていきます。

●メーカー別:MSI…44.34%、ASUS…16.14%、玄人志向…9.84%、以下各メーカー5%前後
●価格帯別:35001円以上…43.31%、10001~15000円…12.85%、15001~20000円…10.97%、25001~30000円…9.1%、20001~25000円…7.09%、30001~35000円…8.53%
●スペック別:GTX1650…14.44%、RTX2070SUPER…14.11%、GTX1660Ti…10.47%、GTX1660SUPER…8.35%、RTX2060…7.12%、GTX1050Ti…6.75%

GPUは「RTX2070SUPER」や「GTX1660Ti」、「RTX2060」などの「ミドルハイ」なレンジが最もよく売れているため、こちらも35001円以上の割合が高いですね。

ただし、ローエンドなGTX1650も人気を集めており、「1650で済ますか、もう少し上を狙うか」という2択の状態にある気がします。

上を狙う中で、レイトレ不要派はGTXシリーズへ、必要ならばRTXシリーズへと分岐しているのではないでしょうか。個人的にはGTX1660Tiを買って2年ほど様子見が世のかなと思います。

参考:価格コム(https://kakaku.com/pc/videocard/)