ドンキホーテの激安青軸キーボードは通常使用に耐えるのか?

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最近、あの有名な激安の殿堂「ドンキホーテ」で、ゲーミングデバイスコーナーをよく見かけます。

ここ数年のeスポーツブームのせいか、ゲーミングデバイスコーナーを充実させる店舗が増えたようですね。

実は先日、青軸を採用しているというゲーミングキーボードをドンキホーテで購入してみました。今回はその結果をレビューしたいと思います。

確かに青軸、しかし互換品がベース

今回購入したのは「D.G.D」というメーカーの青軸メカニカルスイッチ採用、ゲーミングキーボードです。

どうやらドンキホーテ系列で3000円~5000円で売っていたものらしく、在庫一掃セール品として3500円ほどで購入しました。

2022年時点では、ゲーミングデバイスブランド「AULA(アウラ)」のものが多いのですが、これとは異なるメーカーのキーボードのようです。

さて、5000円未満で買えてしまうテンキーレス仕様な格安キーボードであるものの、ぱっと見は高級感もありますし重さも十分でした。

重さは900g程度なので重量感があり、激しくタイピングしてもズレません。ちょっと気になったのが、パッケージは明らかにRGBっぽいのですが実際は決められたキーが決められた色で光るだけでしたね。

まあ、発光は特に重視していないので、この点は問題ありません。

2週間ほど使ってみたのですが、使い勝手はそこそこ良かったです。CherryMX製スイッチのキーボードと比べても、特別タッチが悪いといった印象はありませんでした。

しかし、一つ大きな問題があります。それは「音」です。CherryMX製スイッチに比べると結構うるさいといいますか、耳障りなカチカチ音が響きます。

また、エンターがいわゆるシフトの位置にある横長のキーで、日本語配列とは言い難いような…。この辺が格安キーボードなんでしょうね。

正規品の青軸(CherryMX製スイッチ)との違い

どうやらこのキーボード、青軸採用とは言うものの、CherryMX製スイッチではなく互換品のようです。

実際にちょっと分解してキースイッチを眺めてみると、CherryMX製スイッチとは明らかに外観が異なりました。少し簡易になっているというか、がっちり感がないような感じのスイッチですね。

しかし打ち込んだ感じは間違いなく「青軸」で、音もストロークもあの「打ってる感」満載のものでした。

また、いわゆる「セミメカニカル(メカニカル構造とメンブレンの合作のような構造)」で誤魔化しているものでもありませんでしたね。しっかりメカニカルなスイッチでした。

不満な点は「打鍵音」だけだが…

ということで、微妙な日本語配列であることを除けば、打鍵音だけがマイナスポイントでした。

使い勝手はしっかりメカニカルで、しっかり青軸です。この点は価格を考えれば非常に立派だと思いますね。

しかし、いかんせん打鍵音が気になりすぎて友人に譲りました。カチカチ音が大きいうえに甲高いので、私の耳には合わなかったです。

もし打鍵音の問題さえ気にならないのならば、非常に良い選択肢のひとつになりそうです。ドンキホーテで見かけたら手に取って試してみてください。