隠れた優良電源メーカー「Super flower」

ゲーミングPCの電源といえば日本ではオウルテックやコルセアが有名ですが、世の中にはまだまだ隠れた優良メーカーがあります。

今回はそのひとつ、「Super flower」を紹介したいと思います。私もつい2年ほど前までは名前を知らなかったので、この機会にしっかりと調べてみました。

本場台湾の優良メーカー「Super flower」

Super flowerは台湾を本拠とするPC関連のパーツを製造・販売している企業です。

1991年に設立され、OEMと自社ブランド開発を並行しているようですね。PC電源についてはすでに30年近い歴史を持っており、老舗と言って良いレベルかもしれません。

日本ではそれほど有名なメーカーではありませんが、それは大手メーカーのOEMが中心であったからだと思います。

ESPなどもそうですが、OEMを中心としている企業は知名度が低いことが多く、自社ブランドの名前が広まっていません。

Super flowerもそのタイプで、日本で販売されているモデルといえば「LEADEXシリーズ」くらいでしょうか。

しかしこのLEADEXシリーズ、内容は極めて良く、高品質な素材をふんだんに使っていることで知られています。

日本製コンデンサを中心とした「LEADEX V G130X」

Super flower社の自社ブランドである高性能電源「LEADEX」から、破格の高品質電源「LEADEX V G130X 1000W」を見ていきましょう。

このLEADEX V G130X 1000Wは2020年9月に販売が開始されたものの、それほど店頭で見かけるわけではありません。

しかし、ここ2~3年で発売された1000Wクラスの電源の中では、特にコストパフォーマンスが良い製品だと思います。

まず、LEADEX V G130X 1000Wの簡単なスペックです。

  • 容量…1000W
  • 80PLUS認証…Gold
  • 奥行き…13センチ
  • ・+12V帯の容量…999.6W
  • 価格…2万円前後

まず80PLUS認証Goldのキロワット電源が2万円という時点でかなりお得なことが分かるかと思います。

通常、この容量とグレードならば価格は3万円近いです。さらに奥行きが13センチで収まっていて600Wクラスの電源と同じように設置できる点や、+12V帯の容量が極めて大きいことも特徴ですね。

中身はさらに充実

LEADEX V G130Xのすごいところは、コンデンサや回路の質です。サーバー向けやOEMで培った技術がふんだんに使われており、安定化に配慮していることがわかるのです。

具体的には、1次回路に日本ケミコンのハイグレードコンデンサを使用、2次回路にも日本ケミコンの個体コンデンサを採用しています。

また、コンデンサや回路の配置も省スペースにこだわって工夫されており、ギュっと濃縮したような中身になっていますね。

ちなみに電圧は安定しており、高負荷時でも電圧低下は0.3V程度。ノイズも非常に少ないという評価が下されています。つまり、低価格でありながら、しっかりとバランスがとれた優秀な電源なのです。

奥行き16センチサイズからの買い替えなら最有力?

もし、キロワット電源などを使っていて「奥行きがもう少し短い電源が欲しい」と考えているのなら、このLEADEX V G130Xはかなりおすすめかもしれません。

スペック・価格ともにほとんど弱点がなく、1000Wモデルならば拡張性も十分。ちなみに650W、750W、850Wモデルもありますが、価格性能比を考えると1000Wが最もお得だと思います。

あえて弱点をあげるならば、日本のPCパーツショップにあまり並んでいないという点でしょうか。ネットでは在庫がちらほらあるようなので、ぜひ検討してみてください。