ゲーミングPCは「Braveブラウザ」が新定番?

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PCゲーマーが普段使うブラウザは「Google Chrome」と「Fire fox」に二分されているような気がします。

ブラウザは一度使い始めるとなかなか変更しない人が多く、私も数年間はこの2つのブラウザのみを使用していました。

しかし、今年になって「Brave」というブラウザを使い始めたところ、これがかなり優秀なので紹介したいと思います。

Braveブラウザとは?

BraveはJavaScriptの生みの親でありMozillaブラウザの共同創立者でもあるBrendan Eich氏が開発に関わっているブラウザです。

もちろん無料のオープンソースソフトウェアであり、動作も軽快。また、最大の特徴である「広告表示のコントロール機能」があることで、一部のユーザーから絶大な支持を獲得しています。

日本ではまだまだ知名度が低いのですが、個人的にはChromeやFire foxに比肩する使い勝手を持っていると思いますね。

ちなみに世界のデスクトップPC向けブラウザのシェアを確認してみると、

1位…Google Chrome 約77%
2位…safari 約8.9%
3位…Fire fox 約7.7%
4位…Microsoft Edge 約5.8%
5位…Internet Explorer 約2.15%
6位…Opera 約2.43%
7位…QQ 約2%
8位…Sogou Explorer 約1.76%
9位…Yandex 約0.91%
10位…Brave 約0.05%

といった具合になり、Braveはベスト10に入っているものの、かなりマイナーです。

Braveは、簡単にいうとGoogle Chromeのコードをベースにして作られた広告・セキュリティ機能強化版ブラウザです。

日々大量のweb広告が表示される今、ブラウザに広告ブロック機能をインストールしているユーザーは少なくないでしょう。

もちろん、こうした拡張機能でも広告はブロックできるのですが「自分が見たいものまでブロックされること」「広告ブロック、表示の切り替えの手間」が負担になりますよね。

Braveはこの点を「暗号資産の付与」という機能でカバーしています。

「広告を選んで見る」ことで暗号資産BATが付与される

Braveが持つ最大の特徴は、「あえて広告を閲覧することで報酬が付与される」という点ですね。

Braveは、あらかじめコンテンツネットワークに登録された広告を見ることができます。この広告は、Braveのネットワークで承認された広告です。

Chromeなどのように第三者が勝手に作成した広告がランダムに表示されるわけではなく、「作り手がはっきりしていて、承認された広告を、ユーザーが選んで見る」というシステムができあがっています。

このことが、広告を見る際のユーザーの負担を軽くしていると思います。

また、Braveブラウザは基本的に広告を表示しないように作られていますが、あえて広告を見ることで「BAT(ベーシック・アテンション・トークン)」という暗号資産が付与されます。

BATは広告の閲覧時間などに応じて分配される暗号資産で、ユーザー・クリエイター双方に利益があるものです。具体的には暗号資産の取引所などで売却したり、Youtubeなどでの投げ銭用通貨として使用できるようですね。

ちなみに暗号資産としてのBATは、数あるアルトコインの中でもなかなかの有望株です。暗号資産は技術や理念は立派でも、「実際に使われている製品」が全くないというケースが珍しくありません。

BATはすでに評価されているBraveブラウザという「実体」があり、Braveブラウザの利用者も右肩上がりであることから、徐々に評価が高まっているのです。

1BATあたりの価格は120~140円を往復していますが(2021年12月時点)、将来的にもっと上がってもおかしくないコインだと思います。

Braveの月間アクティブユーザー(MAU)はすでに4600万人を突破。ちょうど1年で倍になっていますね。広告が表示されないので動作も軽快ですしプライバシー情報も保護されますから、ぜひ使用してみてください。