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徐々に落ち着きを見せているものの、まだまだ一時期に比べると割高なGPU。
そこで、人気タイトルを遊ぶためにどの程度のグレードが「最低ライン」なのかを調べてみました。ちなみに今回はまだまだプレイ人口が多い「フルHD」を基準としています。
人気タイトル別「フルHD+高FPS以上を達成する最低ラインのGPU
早速、「フルHD」「高FPS(70~100FPS以上)」を条件として、以下4つのタイトルにおける「最低限のGPU」を選出してみました。
・モンスターハンターワールド:アイスボーン(要求スペック高)
・Apex Legends(要求スペック中)
・フォートナイト(要求スペック中)
・レインボーシックスシージ(要求スペック小)
結果は次のようになりました。
モンスターハンターワールド:アイスボーン(要求スペック高)
GTX1660SUPERもしくはGTX1660Tiが最低限と言えるでしょう。モンハンアイスボーンは近年のゲームの中でも重いほうで、基本的にはRTXシリーズがターゲットになるはず。
ただし最低限となれば、メモリ量を6GB以上確保しつつ、フルHD環境ならばRTXシリーズ下位に匹敵する1660SUPERかTiが最低ラインですね。
ちなみに100FPSは厳しいかもしれませんが、常時60FPS以上はしっかりキープできます。フルHDの高画質モードでは、メモリ消費量が4Gを超えるのでこれより下のグレードでは露骨にもっさりしそうです。
Apex Legends(要求スペック中)
フルHDの最高画質で100FPS近辺を狙うならGTX1660(無印)が最低ラインですね。
Apexは見かけに反してそこまで重くないので、画質さえ落とさえばGTX1650シリーズでも、60FPS程度で十分にプレイできてしまいます。
しかし、最高画質という条件がつくとやはりGTX1660が無難です。実はGPUコアが全く同じGTX1650SUPERと悩んだのですが、ブーストクロックとメモリ量でGTX1660としました。
GTX1650SUPERとGTX1660は非常に微妙な関係で、メモリ料こそ1660が多い(6GB)ものの、1650SUPERはGDDR6、1660はGDDR5でさらにメモリ速度も1650SUPERが上(12Gbps)です。
画質さえ落としてしまえば、1660と同等以上の使い方ができる点で、1650SUPERはちょっと変わったGPUと言えます。
フォートナイト(要求スペック中)
Apexよりもメモリ消費量が少ないフォートナイトはGTX1650SUPERが最低ラインです。
基礎性能は1660と大差ないので、フルHD・最高画質でも144fpsを叩き出します。まさにフォートナイトを安く遊ぶためにあるようなGPUですね。絶妙なマッチ具合です。
レインボーシックスシージ(要求スペック小)
4つのタイトルの中で最も負荷が小さいレインボーシックスシージの最低ラインはGTX1650ですね。
フルHDかつ最高画質でも100fpsに達する勢いなので、性能は必要十分以上でしょう。最高画質から画質を一つ落とせば、144fpsも狙えそうです。
実はまだまだ優秀なGTXシリーズ
こうしてみると、フルHD環境に限って言えばGTXシリーズはまだまだ強いですね。
解像度を上げたとしても画質を落とせば十分にプレイできるレベルですし、60fpsで良いのならばさらに上のゲームも狙えそうです。
ちなみに、いずれのタイトルもCPUは「Core i3 12100(F)」レベルで問題ありません。
安く人気タイトルを遊びたい!、でも画質やフレームレートにはこだわりたい、という方は是非参考にしてみてください。