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ゲーミングマウスを長時間握り続けていると、肩こりが酷くなりませんか?
私は肩こりに加えて、前腕が重たくなったり、肩甲骨のまわりがゴリゴリと不快になったりします。
しかし、マウスを持つ手は休憩のタイミングが難しいもの。そこで、マウス操作時の疲労・肩こりを軽減するアイテムをまとめてみました。
リストレストを活用する
個人的に、最もお手軽で効果が高いと感じるのがリストレストですね。
マウスを持つ手の「掌底」と「手首」の境目部分を乗っけておけるため、腕全体を支える力が少なくなり、自然とこわばりが小さくなります。
リストレストを使い始めてから、明らかに僧帽筋と肩甲骨周りの疲労が減りました。
裏面がゴム製の滑り止め使用になっており、手に触れる部分はジェルやウレタンになっているものが良いと思います。
手触りがいいので夏は不快感が減りますし、アルコールティッシュなどで簡単に清潔になるので本当におすすめです。
使い始めて2年ほどですが、今ではリストレストがないと落ち着かないというほどになってしまいましたね。
トラックボール式マウス
マウス操作による肩こり、疲労の大半は「マウス自体を細かく頻繁に移動させること」で発生します。
小さく、精密な動作を何時間も行っていると、どうしても腕全体に疲労がたまってくるわけですね。
また、精密な動作のために常に筋肉に力が入っている状態が続き、これが血流の悪化を招いて肩こりの原因になります。
最近はエルゴノミクス対応のマウスも増えましたが、いくら人間の体にフィットしても「動き」が減らなければ大した効果は見込めません。
そこで、もし可能であれば「トラックボール付きマウス」を使ってみましょう。トラックボール付きマウスは、マウス移動によるカーソルの操作をトラックボールで代替します。
トラックボールは親指で操作することが多いので、腕全体はほとんど動かさず、親指と人差し指、中指ですべての動作が完結するわけですね。
正直なところ、慣れるまでは結構大変です。どうしてもマウス本体を動かしそうになります。しかし、我慢して使い続けると…もう普通のマウスには戻りたくないほどに楽なのです。
前述のリストレストと併用すると、肘~手首にかかる疲労はほぼゼロ。何時間マウス操作をしても、肩や背中がこわばる感じがありません。ただし、FPSのように高速・精密な操作には相当な訓練が必要です。
スティック型マウス
こちらはトラックボール付きマウス以上にレアな存在かもしれません。自動車のシフトレバーのような形をしたマウス「スティック型マウス」を使うことでも、肩こりは軽減されます。
スティック型マウスは、棒を縦に握るような持ち方をするため、肘から肩、背中にかけてのひろうがかなり減りますね。
棒を縦に握るような動作は、通常のマウスを握る動作(手首を下側にひねって横に動かす)よりも自然なため、疲労が少ないのだとか。
ちなみにサンワサプライからこういう製品(https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/MA-ERGBT20)が出ています。この製品の場合は、根本がリストレストも兼ねているため、疲労軽減効果がさらにアップしていますね。
マウス移動自体は発生するのですが、手首の向きが自然な状態なため力がいりませんし、精密な動きも楽にできます。実はこのスティック型マウスを何日か借りて使ったことがありますが、特に肩甲骨周りの痛みがなくなった気がしました。
もちろん、効果には個人差があると思うのですが、見た目以上にしっかり使えるマウスだと思います。