デジタル電源の特徴とメリット、おすすめモデル

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高性能なゲーミングPCには、信頼性の高い電源が欠かせません。そこで注目すべきが「デジタル電源」です。

デジタル電源は、従来のアナログ電源とは異なる制御方法を採用しており、高変換効率や外部からの監視機能を提供します。

今回は、デジタル電源の特徴やメリットを改めて整理するとともに、日本で販売されているデジタル電源の中からおすすめモデルをピックアップしてご紹介します。

デジタル電源とは?

デジタル電源は、アナログ回路をソフトウェアで制御することで、高い変換効率や小型化を実現する電源です。従来のアナログ電源に比べて精密な制御が可能であり、高性能なゲーミングPCに適しています。

さらにデジタル電源は、外部からのパフォーマンス監視や制御も可能であり、電源の状態をしっかりチェックしやすいことも特徴のひとつ。

高効率で壊れにくく、小型なのでゲーミングPCにぴったりなのですが、日本ではいまひとつデジタル電源という言葉が広まっていないので、メーカー側も積極的にアピールしていないようです。

私もいざデジタル電源を探そうとすると、「これは…一体どっちだ?」となる製品が多いです。なので、2023年時点で国内入手が可能なデジタル電源を調べ、ピックアップしてみます。

ハイエンドなデジタル電源のおすすめモデル

今回紹介するのは、80PLUS認証Gold以上の、比較的ハイエンドなデジタル電源です。そもそも80PLUS認証自体が変換効率に着目した規格ですから、グレードがあがるとデジタル電源が増えるのは自明ですね。

また、今回はAmazonなどで購入可能な海外メーカーのモデルを中心にリサーチしてみました。では早速みていきましょう。

EVGA SuperNOVA 850 T2

価格:約50,000円
特徴:80 PLUS Titanium認証を取得し、非常に高い変換効率を実現。長寿命日本製コンデンサを採用し、信頼性が高い。モジュラーケーブル設計で、ケーブル管理が容易。

be quiet! Straight Power 11 Platinum 750W

価格:約27,000円
特徴:80 PLUS Platinum認証を取得し、高い変換効率と省エネ性能を提供。高品質な部品を使用し、信頼性と安定性が高い。冷却性能が優れており、静音運転も実現。

ASUS ROG THOR 850P(現在在庫切れ)

価格:約45,000円
特徴:80 PLUS Platinum認証を取得し、高い効率と信頼性を備える。ROGブランドならではの高品質設計で、ゲーミングPCに最適。RGBライティングが搭載され、鮮やかな照明効果が楽しめる。

Cooler Master V850 Platinum

価格:約45,000円
特徴:80 PLUS Platinum認証を取得し、高い変換効率と信頼性を持つ。フルモジュラーケーブル設計で、ケーブル管理が簡単。静音性に優れ、冷却性能も高い。

ちなみに国内版の電源ではCORSAIR社の「RMxシリーズ」やNZXT「Eシリーズ」などがおすすめですね。NZXTについては、ソフトウェ管理も可能なので電源の状態を把握しやすく大変便利です。

円安の影響で海外モデルは高騰中

PC電源もグラボやCPU、マザーボードと同じように円安の影響を受けて価格が上がってきています。特に海外モデルは高いですね。5万円近い価格がゴロゴロしています。

しかし、ハイエンド層は海外モデルが優秀な傾向があるので、予算と相談しながら交換していきましょう。個人的には、国内の3万円程度の電源で十分だとは思いますが…。