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ゲーミングPCは、故障防止や性能維持のために、定期的な清掃が欠かせません。不慣れなうちは清掃もなかなかうまくいかないもの。特にCPUクーラーのフィン部分に詰まった埃は、なかなか落ちませんよね。
しかし、身の回りにあるものでCPUクーラーの埃を取り除けるのです。
CPUクーラーのフィンを清掃するアイテム
では早速、CPUクーラーのフィン部分に詰まった埃を掃除するアイテムを紹介します。いずれも100円ショップや雑貨店で入手できるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
眼鏡用ドライバーセット
眼鏡用のドライバーセットは、通常のドライバーよりも幹の部分が細いものがおおいです。これがCPUクーラーの掃除に威力を発揮します。まず、びっしりと詰まった埃を一番小さなマイナスドライバーで取り除きます。
このとき、フィンを歪めないように注意してください。CPUクーラーのフィンは絶妙な間隔で形成されているため、ゆがみが出ると「ビビリ音」の原因になるからです。ゆっくりと優しくフィンの間をなぞるようにしながら、フィンに隙間を取り戻してください。
デンタルフロス(歯間ブラシ)
私が良く使うのが、デンタルフロスです。もともと歯の間を掃除するために作られているため、フィンの間でも通用します。
デンタルフロスには様々なタイプがありますが、取っ手の部分が平たいタイプが良いでしょう。また、糸を切って使うタイプでも、フィンの間を自由に掃除できるためおすすめです。糸を通してフィンをこするように掃除すれば、たいていの埃は取り除けるはずです。
綿棒
綿棒の先にある綿部分を少し潰して伸ばし、フィンの間をなぞるようにしていきます。
このとき、綿棒を少し濡らすと汚れが落ちやすいかもしれません。エアダスターでは落ちないほどの頑固な汚れもありますから、トイレクリーナーなどを付けても良いでしょう。ただし、掃除のあとはしっかり水分を飛ばして、乾燥させてください。
コツは「エアフローの逆」を意識すること
CPUクーラーは、サイドフローであれトップフローであれ、エアフローに従って埃がたまります。掃除のときは「エアフローの逆」を意識して、「風が抜ける側」から「風が入る側」へ埃を押し出すようにしましょう。
例えばトップフロー型のCPUクーラーなら、CPUに接地している側(裏)からファンが付いている側(表)へ、埃を押し出すわけです。これを逆にやってしまうと、フィンの間に埃が入り込んでしまいます。ただし、あまりにも汚れがひどい場合は、一度表側を軽く拭いておきましょう。
ファンの異音やPCの騒音、異様な発熱は、「フィン部分に詰まった埃」が原因であることが多いため、ぜひ掃除方法を習得してみてください。