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スマホにもゲーム用途に特化した「ゲーミングスマホ」が出現し、PCを一切使わないゲーマーが増えていますよね。確かにPCよりも直感的に操作できるスマホは、ゲーム用途にぴったりかもしれません。
しかし、独立グラボを搭載したゲーミングPCは、あらゆるゲームをこなす万能機ともいえます。では、ハイエンドゲーミングスマホとグラボの2つなら、どちらにお金をかけるべきなのでしょうか。
ゲーミングスマホとグラボの価格比較
ゲーマーにとって最も大きな投資となるのが「ゲーム用ハードウェア」です。そこで、ゲーミングスマホとPC用グラボの価格を比較してみましょう。
ゲーミングスマホ
- ASUS ROG Phone (ZS600KL) ・・・約14万円
- Razer Phone RZ35-0215 Black・・・約6万8000円
- Xiaomi Black Shark・・・約11万円
次に、現在(2018年11月時点)主流となっているグラボの価格です。
デスクトップPC用独立グラボ
- GTX1080・・・約6万円
- RTX2070・・・約7万2000円
- RTX2080・・・約13万円
ゲーミングスマホとグラボを比較すると、6万円代~14万円程度で、価格帯が非常に似ていることに気が付きます。つまり、据え置き機以外のゲーム機が欲しいとき、スマホかゲーミングPC(グラボの追加)を選択しても、投資額はさほど変わらないのです。
これは結構迷いますよね……。最近のスマホは「万能携帯ゲーム機」と呼べるほど進化していますから。PC保有していないならば、ゲーミングスマホを購入するのが手っ取り早いかもしれません。
グラボの強みは「圧倒的な性能」
一方、電源や設置スペースに余裕があるならば、グラボを追加購入したほうがお得になります。なぜならAndroid用エミュレータの登場で、大半のスマホゲームはPCでもプレイできるようになったからです。
Android用エミュレータはタブ機能やマルチウィンドウに対応しているため、同時に複数のゲームを起動することも可能です。上で挙げたような「ミドル~ハイエンド」クラスのグラボならば、大半のスマホアプリは何の問題もなく複数起動できるでしょう。
また、マルチデバイスに対応したタイトルも増えているので、「自宅でがっつり遊ぶ時はPC」「出先でログイン報酬獲得や日課はスマホ」という使い分けができます。
PCへの投資は陳腐化しにくい
さらに、グラボはスマホに比べると陳腐化のスピードが遅いというメリットもあります。最新世代のモデルを購入すれば3~4年は性能不足を感じることがありません。
スマホは進化が早く、1年も経つと性能不足を感じてしまいますからね。また、長時間のゲームプレイでバッテリーを酷使する点もマイナスです。SIMを搭載せずにゲーム機として割り切るなら問題ありませんが、メインの電話機としても使うならば不安が残ります。
もし10万円の予算があるならば、私なら、スマホはコスパに優れたミドルレンジクラス(3万円以内)で、残りをGTX1080かRTX2070にするかもしれません。