今さら聞けない有線・無線マウスのメリットとデメリット

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ゲーミングPC用マウスを有線・無線のどちらにするか悩んでいませんか?私も以前は完全に有線が良いと思っていたのですが、最近は少し考えが変わりました。

無線特有の取り回しの良さが心地よいからです。しかし、有線もメリットがあるのは事実。そこで、有線・無線マウスそれぞれのメリットとデメリットを整理してみたいと思います。

有線・無線マウスそれぞれのメリットとデメリット

では早速2者のメリットとデメリットについて紹介します。

有線マウス

メリット

  • 価格が安い
  • 安価な製品でも反応が良い
  • カーソルの動きが安定している
  • 電池交換が必要ない
  • 電池やバッテリーが内蔵されていないため軽い
  • チャタリングがない

デメリット

  • コードが邪魔になる
  • PC本体からの距離に制約がある

有線マウスのメリットは、価格の安さ・安定性・メンテナンスフリーという3点に集約されます。

コードが邪魔と言う点を我慢すれば、非常に使いやすい製品が多いですね。しかし、このコードが曲者で、一度気になるとストレスの元になるわけです。

そこで無線に変える人が多いと思うのですが、無線にも次のようなメリットとデメリットがあります。

○無線マウス

メリット

  • コードのストレスから解放される
  • 本体からの距離に制約がない(マウス自体の無線仕様による)
  • (一部のゲーミングマウスでは)充電式のため電池交換が不要

デメリット

  • 単純に価格が高い
  • チャタリングによって動作が不安定になることがある
  • (電池式の場合)電池交換が必要
  • 電池やバッテリーの分だけ重い

要は一長一短なのですが、最近では充電式で有線・無線を切り替えられるマウスも登場しています。有線・無線の両方のメリットを享受したいなら、こういったコンバーチブルモデルを購入したいですね。

無線マウスのおすすめモデル

有線マウスは、ほぼハズレがないほど安定しているものの、やはり「取り回し」に難があります。一方無線マウスは、製品によって当たりハズレが大きいように感じます。そこでゲーマー向けのおすすめモデルを整理してみました。

ロジクール「G903」

無線マウスの中でも非常に完成度が高い製品として有名です。ゲーミングPC専用モデルとして、eスポーツに最適化されています。

ワイヤレス充電が可能で、充電中でも使用可能なほか、応答速度1ms、重さ110g、左右対称で左利きでも使用可能と機能が豊富です。

特にロジクールの独自技術「LIGHTSPEEDワイヤレス」によるスムーズな反応は素晴らしいですね。今、国内で最も成熟した無線マウスかもしれません。

ロジクール G Pro Wireless「G-PPD-002WL」

重さ80g、HERO16Kセンサー搭載、応答速度1msと、eスポーツ向けのプロ仕様マウスです。2年の開発期間をかけ、50人以上のプロゲーマーの協力を経て開発されているだけに、使用感は超良好。

何よりもHERO 16Kセンサーがチャタリングをほとんど発生させないため、無線マウス特有の「ポインタ飛び」がありません。これは私も使ったことがありますが、無線マウスであることを忘れるくらいのスムーズな使用感です。

最近は海外製のゲーミングマウスが人気を集めていますが、私はロジクールの2製品が非常に気に入っています。どちらも無線特有の「重さ」「不安定さ」「電池交換の面倒くささ」を解消してくれるからです。ただし、価格はやや高め。

16000円~2万円前後だと思います。この点だけをクリアできるなら、有線マウスに戻れないほどの快適さを得られるでしょう。