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2022年に入って早半年以上が経過しましたが、GPUの価格が徐々に値下がりしてきましたね。
しかし、半導体不足の影響は当分続きそうですから、コロナ禍以前のレベルに戻るまでには時間がかかりそうです。
そこで、まだまだ高いGPUをとりあえず抜きにしてPCを組んでみる、ということの意義を考えてみたいと思います。
GPU抜きでもそこそこ使えることは多い
GPU価格は生鮮食品のように上下しますから、買い時とそうではない時があります。
直近の買い時は2019年の秋ごろで、当時はミドルレンジクラスが本当に安かったですね。
例えばGTX1650SUPERは、2019年の秋ごろに2万円をやや切るくらいまで値下がりしましたが、コロナ禍では最高35000円程度まで高騰しました。
当たり前ですが、性能は同じです。特に何かがバージョンアップされたというわけでもありません。
GPUの価格は2022年春ごろから徐々に落ち着いてきており、一時のような高騰ぶりはありませんが、それでも円安の影響から高値が続いています。
このようにゲーミングPCの中で最も高額なパーツであるGPUを、とりあえず後回しにしてPCだけ形にしてしまうという方法を考えたことはありませんか?
「ゲーミングPCなんだからGPUなしなんて意味がない」と思うかもしれません。確かにそのとおりなのですが、意外とGPUなしでも使えてしまうのです。
特に最近のゲームタイトルは、画質と解像度をかなり幅広く設定できるので、最低画質・解像度にまで落とすと内蔵GPUでも動いてしまうことがよくあります。
また、まだまだ人気がある国産MMORPGならば、内蔵GPUでも正直余裕です。DQ10などはswitchにも対応しているくらいですからね。
さらに古いGPUを使っていても、CPUやメモリ、マザーボードが新調されることで本来の力を出しやすくなり、動作が安定することもあります。
予算10万円以内、かつGPU抜きならそこそこ贅沢ができる
ここでは、GPU抜きのPCを「ベースマシン」と考え、どのくらいのスペックが実現できるかを紹介します。
結論からいうと、2022年8月時点で以下の構成が10万円以下で入手できます。
・CPU…Core i5 12400(6コア12スレッド)…約27000円
・マザーボード…ASUS PRIME B660-PLUS D4…約19000円
・メモリ…Crucial PC4-25600 DDR4 8GB×2…約8000円
・電源…Corsair CX650M…約8000円
・ストレージ…Westan Digital SN770 NVMe(M.2接続 1TB)…約15000円
・PCケース…5000円程度のマイクロATXケースなど
・OS…Windows11 home 64bit…約14000円
合計:96000円
とりあえずGPU抜きで組むと、ミドルレンジクラスパーツでもあまり気にせず使えますね。マザーボードやストレージはそこそこ良いものですし、メモリも16GB、もちろんOS込みです。
GPUは半年後くらいに安くなってからRTXシリーズの3060あたりを狙うとして、それまではGTXを使いまわしても良いでしょう。
GPUの買い時は2022年中にやってくる確率が高い
断言はできませんが、GPU価格が順調に落ち着いていけば、2022年秋ごろ~2023年初頭は久々の買い時かもしれません。
今のうちにベースマシンだけ組んでおいて、GPUの買い時が来たらすぐにアップグレードする、という方法もアリかもしれないですね。