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ゲーミングPCといえば自作、というのは昔の話で、今はゲーミングPCを売り出すメーカーが非常に増えました。
しかし、BTOパソコンを持つ人が増えているか?と言われるとあまりピンとこない方が大半ではないでしょうか。
一体、世間の人々はどこでどのようにPCを購入しているのでしょうか。今回はPCの買い方について解説します。
買い方のトップはBTOパソコン
あらゆる業界のリサーチを手掛けるGFK Japanによれば、ゲーミングPCの買い方として最も多かったのは「BTO」だそうです。
同社が実施したゲーミングパソコンを所有するユーザーを対象に購入や使用実態に関するインターネット調査では、下記のような結果が出ています。
ゲーミングPCの入手方法
既製品を購入…27%
BTO…40%
パーツから組み上げ…25%
その他(中古など)…8%
既製品というのはおそらく国内外のメーカー製PCでしょうね。富士通やNEC、ASUSなどが売っている家電量販店で買えるPCだと思います。
また、パーツから組み上げは読んで字のごとく「自作」と考えてよいでしょう。自作はもっと少ないと思っていましたが、既製品とほぼ同じ割合。
BTOは頭ひとつ抜けて多く、全体の4割がBTOメーカーから購入しています。やはり自作よりもBTOのほうが圧倒的に多いですね。
ちなみに購入価格と予算の比較をすると、「予算オーバーした」という人の割合は以下の通りです。
予算よりも高いPCを買った人の割合
既製品を購入…10%
BTO…15%
パーツから組み上げ…17%
結構面白い結果なのですが、自由度が高いほど予算オーバーになりやすいと言えます。
一般的なイメージでは、「自作>BTO>既製品」のようにコスパが表現できると思うのですが、実際に予算オーバーしやすいのは逆です。
また、BTOパソコンを購入する人の約半数は20万円以上の高額帯を買うとの結果もあるので、「BTOや自作のほうが安い」は間違いなのでしょうね。
単純に安く済ませるなら、最低限のスペックを持った既製品が良いのかもしれません。
情報源のトップはパソコン情報サイト
また、PCを買う時の情報源についても言及していて、以下のような結果になっています。
1位:パソコン情報サイト…50%
2位:ブランド公式HP…34%
3位:Youtubeのテックチャンネル…31%
4位:Youtubeのゲームチャンネル…29%
情報サイトが1位なのは想定どおりですが、2位のブランド公式HPはかなり意外です。私はPCを買うときに公式サイトをほとんど見ず、レビューとスペックだけをチェックする派なのですが、意外とみんな見てますね。
また、3位と4位にYoutubeがランクインしているのは時代の流れなのでしょうか。ちなみにこの2つは2019年比で4割以上伸びており、YoutubeがゲーミングPCユーザーの拠り所として評価されたことがわかります。
「実際に動かしてみてどうか」という購入後でなければ分からない部分をチェックできるので、確かにYoutubeは便利です。また、不具合や弱点なども購入前に知ることができますしね。
ゲーミングPCは「情報サイト→Yotube→BTOで買う」が最適解?
以上のことから、ゲーミングPCの買い方としては「情報サイトで情報を集める→Youtubeでチェック→BTOで買う」というのが最適解かなと。
実は私も数年前からこの方法で情報収集と購入を行っています。既製品を買うことはまずないので、BTOか自作かの二択なのですが、このルートで問題ないですね。