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ゲーミングPCは、GPUさえ新しければ何度でもよみがえる。というのは大げさですが、GPUが性能の大半を担っていることは否めませんよね。
もし、購入後5年程度が経過した古いPCや中古で売られているPCをアップグレードするならば、どんなGPUが良いのでしょうか。
5年落ちPCにマッチするGPUの候補
2022年時点で5年落ちのPCといえば、大体2016~2017年に発売されていたPCです。
その頃のPCは、IntelのCore iシリーズ6000番台~7000番台が主流のはず。まだRyzenが本格的に市場を席巻する前だったので、IntelのCPUが強かったですよね。
CPU単体の性能としてみればまだまだ現役で使えますし、4コア以上ならばゲーム以外の用途ではあまり不便を感じません。
そこで、GPUだけを差し替えてなんとかゲーミング仕様に変えてしまおうという方が少なからずいるようです。
なぜそう感じるかというと、ヤフオクやメルカリなどでこの世代のPCが結構売られていて、そこそこ買われているからなのです。
しかし肝心のGPUがGT1030やGTX750Ti、GTX1050など微妙な製品が多いので、GPUのアップグレードは必須だと思います。
ということで、Intel第6世代~第7世代のCoreシリーズにマッチするGPUを選んでみました。
GTX1060(6GB版)
5年前にはミドルレンジの王者とも言われたGTX1060ですが、2022年現在、新品はほぼ見つかりません。
しかし中古であっても状態が良ければまだまだ使えるのが現実。Steamのハードウェア調査でもいまだに愛用者が多いくらいですからね。名機といって差し支えありません。
実はこのGTX1060、GPUの価格が落ちつき始めた2022年8月ころから非常にコスパが良くなっており、中古の良品が格安で入手できます。
具体的には、6GB版が8000~1万円で大量に出回っているのです。性能的にGTX1650よりもしっかりと上でありながら、価格は半値以下。(GTX1650の新品と比較した場合)
価格性能比で言えば現状出回っているGPUの中でナンバー1かもしれません。
GTX1650
5年落ちPCやローエンド帯のPCのためにあるような存在なのですが、実はやや割高です。
なぜGTX1650が値崩れしないのかわかりませんが、新品で22000円程度にしては性能が低く、買う理由が見つからないですね。
5年落ちPCに装着することを差し引いても、中途半端感があります。
GTX1660Super
フルHD~WQHD環境で、なおかつレイトレーシングが不要という条件であれば、2022年現在でも鉄板といえるのがGTX1660S。
新品価格は33000円ほどですが、こちらも中古の流通量が増えてきており、中古価格は17000円ほど。
GTX1060よりもコスパは落ちるかもしれませんが、レイトレ不要派の鉄板GPUがこの価格ならば十分に買いだと思います。
Intel第6世代~第7世代のCoreシリーズを使用してもボトルネックになりづらく、なおかつ大半の3Dゲームが無難に遊べるのは強いですね。
GTX1060なら3年、GTX1660Sなら5年戦えそう
完全に私の個人的な感覚ですが、GTX1060はあと3年くらいはメジャータイトルの動作環境に食い込んでくると思います。
ただ、そのあとはちょっと厳しかもしれません。これに対して1660Sは明確な後継機が見つからないので、当分(5年程度?)は現役として扱われるでしょう。
過去の例を見ても、名機と呼ばれるようなミドルレンジGPUの寿命は大体5~7年程度ですから。この2つの中古が豊富なうちに、型落ちPCをアップグレードしておくことをおすすめします。