Think Padの国内生産モデルの特徴とは

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定期的にゲーミングPCファンの間でも話題になるビジネス向けPC「Think Pad」シリーズ。

堅牢で精密な造りからファンも多く、サブPCとして活用する方が多いですね。このThink Padですが外資系メーカーの製品ということで、当然ながら大半は「海外製」です。

しかし、一部ではあるものの国内生産のモデルがあることをご存じでしょうか。今回はThink Padの国内生産モデル「米沢生産モデル」について解説します。

実は国内でも作っていた!「Think Padの米沢生産モデル」

早速ですが、Think Padの国内製モデル「米沢生産モデル」について紹介したいと思います。

Think Padは中国企業のLenovoが製造・販売しているPCなのですが、その一部が国内で製造されています。

これが山形県米沢市の工場で製造された「米沢生産モデル」。2015年2月からNECのPCを製造している米沢工場でThink Padが作られています。

米沢で生産されているのは以下のモデル。(2024年10月現在)

ThinkPad X13 Gen 3

CPU: Core? i7-1255U プロセッサー (Eコア 最大 3.50 GHz Pコア最大 4.70 GHz)
初期導入OS:Windows 11 Home 64bit
メモリ:16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード)
ストレージ1 : 1 TB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
ディスプレイ : 13.3″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS

ThinkPad X1 Carbon Gen 11

CPU:Core i7-1355U プロセッサー
初期導入OS:Windows 11 Home 64 bit
ディスプレイ:14.0 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS
メモリー:16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード)
ストレージ:最大1TB SSD 選択可能

【法人向け】ThinkPad X1 Carbon Gen 12

CPU:Core Ultra 7 プロセッサー 155U (Eコア 最大 3.80 GHz Pコア 最大 4.80 GHz)
初期導入OS : Windows 11 Pro 64bit
グラフィックカード : 内蔵グラフィックス
メモリー : 16 GB LPDDR5X-7500MHz (オンボード)
ストレージ1 : 256 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 TLC OPAL対応
ディスプレイ : 14″ WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS

【法人向け】ThinkStation P3 Tiny

CPU:Core i5-13400T プロセッサー (Eコア 最大 3.00 GHz Pコア 最大 4.40 GHz)
初期導入OS : Windows 11 Pro 64bit
グラフィックカード : NVIDIAR T400 4GB GDDR6
メモリー : 8 GB DDR5-5600MHz (SODIMM)
ストレージ1 : 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応

だいたいこんな感じですが、実際にはカスタマイズが可能なので、特設ページをチェックしてみてください。

ちなみにLenovoは個人向けと法人向けで仕様の異なるラインナップを展開しています。法人向けはこちらですね。

海外生産モデルとの違いは?

米沢生産モデルと海外生産モデルの間に大きな違いはありません。ただし、米沢生産モデルは納期が早いです。

カスタマイズしたモデルでも最短5営業日、在庫があれば即納というパターンが多いですね。国内輸送なので輸送トラブルも少なそうですし、手早く安全にPCが欲しい方には最適でしょう。

Lenovoは日本向けのECサイトも充実していて、かなり買いやすいメーカーです。私も何度かThink Padのお世話になりましたが、グラボ以外は非常にバランスが良く、長持ちします。

ゲーミングPCとしては力不足ですが、内蔵グラフィックで動くような軽めのゲームならば十分に対応可能です。

あまり知られていない米沢生産モデルですが、サブPCや作業用PCとして検討してみてはいかがでしょうか。