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私は自作PCやBTOパソコンを趣味にすることで、仕事や生活に役立ったと感じることがいくつかあります。
どちらかと言えばマニアックで暗い趣味と考えられがちな自作PCやBTOパソコンですが、そんなことはありません。
自分の能力を鍛えてくれる側面がいくつもあるのです。そこで、自作PCやBTOパソコンを趣味にすることのメリットを3つご紹介します。
全体最適を考える癖がつく
少し大げさに感じるかもしれませんが、自作PCやBTOパソコンの構成を考えたり、パーツの値段や企画に頭を悩ませることによって、全体最適を意識する能力が身に付いていく気がします。
欲しいパーツを動作させるためには、何が必要なのか、常に考えますよね。例えばGTX1060を動作させるためには相応の電源が必要ですし、CPU性能が足を引っ張らないようにバランスを考える必要があります。
また、ストレージがボトルネックにならないようにSSD化したり、メモリ搭載量を考えたりと、単に高性能を目指すだけが自作PCやBTOパソコンのカスタマイズではありません。
こういった全体的なバランスや構成を考えることで、全体最適を意識する力が鍛えられると思います。全体最適を考える力はどんな仕事にも応用が利きますし、ビジネスマンには必須の力のひとつではないでしょうか。
トラブル対応力、課題解決力が鍛えられる
どんな仕事でもトラブル対応や、難題の解決は辛いものです。何故つらいかといえば、「原因を特定するまでに長い時間と労力がかかる」からです。
この原因を特定する力は、自作PCやBTOパソコンのトラブルシューティングでかなり鍛えられます。
例えばモニターに何も映らなくなったとき、原因がモニター本体なのかグラフィックボードなのか、それとも全く別の原因(ケーブルやマザーボードなど)なのかを特定する作業が発生しますよね。
まず、別のモニターでは正常に映るのかを試し、もし映るのであればモニター本体が故障している可能性が高くなります。しかし、別のモニターでも映らなければ、モニター以外に原因があることになりますよね。
こういった作業自体がトラブル対応力、課題解決力を鍛えるのです。他の趣味ではなかなかこういった作業が発生しないため、自作PCやBTOパソコン特有のメリットといえるでしょう。
友人や家族から頼られる存在になる
ここ15年ほどで、PCはどんな仕事にも必要なツールとなりました。もはやPCを全く使わない仕事は、世の中に数えるほどしかありません。
そして、PCを基本とする「システム」は、さらに広がりを見せていくでしょう。また、スマートフォンやタブレットも、PCが形を変えたものと考えれば、PCの仲間です。
実際、タブレットやスマートフォンの内部構成は、簡略化・小型化されたPCそのもの。自作PCやBTOパソコンでデジタルデバイスに強くなっておけば、周囲から頼れる存在になります。
家庭内でLANを組んだり、知り合いのPCの不調を見てあげたりと、実生活で役立つシーンは思いのほか多いですよ。
以上、自作PCやBTOパソコンを趣味にすることのメリットを3つ紹介しました。他にもあるとは思いますが、私が仕事やプライベートで痛感するのは主にこの3つです。
思った以上に汎用性が高く、年を重ねるごとに味が出てくる趣味だと思います。