エルゴノミクスデザインの具体的な「疲労軽減効果」

ゲーミングPCの周辺機器は、「エルゴノミクスデザイン(人間工学)」に基づいたデザインが増えてきましたよね。キーボードやマウスにエルゴノミクスデザインを採用することで、疲労軽減効果や使いやすさが増す、からです。

では、一体どの程度の疲労軽減効果があるのでしょうか。

エルゴノミクスデザインのマウスは1キロの効果あり

「疲労軽減」と銘打っているものの、実際どの程度の効果があるのかは、人それぞれでしょう。なんとなく流線形で丸みを帯びたデザインを選んでおけばよいと考えてはいないでしょうか?

実は私も一時期、エルゴノミクスデザインに凝り、周辺機器の全てを置き換えたことがありました。確かに使いやすいのですが、実際に「何」が「どの程度」変わったのかと聞かれると、ピンとこない気分でもありました。ある調査結果では、ビジネスマンがマウスを操作する時間は、1日で70分強なのだそうです。

さらにマウスを移動させる距離は「約30m」、年間で計算しなおすと約10kmもの距離を移動しているのだとか。これを、エルゴノミクスデザインのマウスに置き換えると、1年間で1kmの移動距離削減につながるそうです。「マウスの移動距離を年間1km減らせる」と聞けば、その効果がわかりやすいですよね。

これはあくまでもビジネス用途で計算した場合ですから、ゲーム用途ならさらに距離は伸びそうです。ざっくり計算して、毎日3時間程度のプレイなら、年間で3km近い「マウス操作」を減らせるでしょう。

組み合わせでより効果が増す

前述した例は、あくまでもマウスだけに焦点をあてたもので、実際には「ゲーミングチェア」や「ゲーミングキーボード」などと併用しながら、より効果を高められると考えて良いでしょう。

長時間のゲームプレイは少なからず体に負担がかかりますから、チェア、マウス、キーボードの組み合わせによる負担軽減は無視できないものです。そのため、自分の環境を少しずつエルゴノミクスデザインに置き換えていく、という意識が重要になります。

ちなみに、エルゴノミクスデザインを採用している主な周辺機器メーカーは以下の通りです。

マウス、キーボード

UtechSmart、Logicool、TeckNet、マイクロソフト、ぺリックス、

チェア

Herman Miller(ハーマンミラー)、Ergohuman(エルゴヒューマン)、テックウィンド(AKRacingなどが有名)など

これ以外にも多くのメーカーでエルゴノミクスデザインが採用されており、価格も形状も実にさまざま。単に「高ければ良い」というわけではないため、できるだけラインナップが豊富な店舗で比較していくのが良いでしょう。

そういう意味で言うと、大手BTOショップの周辺機器コーナーは、色々なメーカーの周辺機器を一度に吟味できるため、大変便利です。

長時間プレイならエルゴノミクスデザインは無視できない

首、肩、手首、腰など、長時間のPCゲームプレイで負担がかかる箇所は多岐にわたります。エルゴノミクスデザインは「使えば使うほど効果を体感しやすい」ことが特徴です。

特にマウス、チェア、キーボードの3つは、触れている時間が長い周辺機器です。出来るだけ早めに環境を変えていきたいですね。