新たなミドルレンジGPUの選択肢「1650Ti」「1660 SUPER」

近年、GPUはミドルレンジ層が充実しており、選択肢が増え続けています。GPUの進化によって、大抵のゲームはミドルレンジクラスで問題なく遊べるようになったからです。

2019年の定番GPUといえば、個人的には「GTX1650」や「GTX1660」だったのですが、この2つがさらに進化するようですね。

ミドルレンジを狙い撃つ「1650Ti」「1660 SUPER」

2019年9月にNVIDIAは、「GTX 1650Ti」と「GTX 1660 SUPER」という新たなミドルレンジGPUと投入すると発表しました。

発売時期は10月下旬で、2万円~4万円の価格帯で選択肢が増えることになります。ちなみに、NVIDA製GPUの価格を見ると、以下のように17000円~30000円です。

  • GTX 1660 Ti…279ドル
  • GTX 1660…219ドル
  • GTX 1650…149ドル

新しい2つのGPUは、この間ということで「GTX 1650Tiは2万円弱」「GTX 1660 SUPERは35000円弱」になるのではないでしょうか。

ただ、少しラインナップがごちゃごちゃしてきましたので、何らかの整理(いずれかの旧モデルが廃版)が入る可能性はあるでしょう。選択肢が増えることは我々消費者にとっては嬉しい事ですが、違いがわからないようでは存在の意味がないですからね。

ロー~ミドルレンジの王者は1650Tiになるか?

個人的に注目しているのは、「GTX 1650Ti」です。今まで、名機「GTX 1050Ti」の後継は「GTX1650」だと言われてきましたが、この前提が覆るからです。

GTX 1650Tiは、TDP75Wで補助電源無しという仕様から、間違いなくロー~ミドルレンジのカジュアルゲーマーを対象しているでしょう。

BTOパソコンでも、GTX 1650Ti搭載モデルが増えると予想されます。価格も1万円代に下がると思いますし、「ロープロファイル対応版」も出てくるでしょう。

GTX1650比での性能向上率によりますが、GTX750TiやGTX1050(2GB)といった「ローエンド帯の名機」を使っているユーザーならば、最適なアップグレードパスになりそうです。電源や設置スペースの見直しが不要な点は非常に大きいですからね。

7nmEUVまでの繋ぎとしても使える

2021年に普及が始まると言われる真の7nmプロセス「7nmEUV」までの繋ぎとしても、この2モデルは優秀でしょう。あまり予算をかけずに様子見をしたい、でも現状で性能不足を感じている……という方は少なくないはずです。

こういった「迷い」の時期は、コストパフォーマンスが良いロー~ミドル帯のGPUに換装して、低予算で性能を維持する方法が適しています。

取り外したGPUはリセール(中古)市場に流してしまえば、数千円は戻ってきますからね。レイトレーシング不要派のカジュアルゲーマーにとっては、良い選択肢になると思います。

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