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一昔前はチャットのコミュニケーションが主流だったため、ゲーマーにもタイピング力が求められました。しかし、最近ではボイスチャットの普及により、タイピング自体がほぼ不要というゲームタイトルも増えましたよね。
スマホの普及で、タイピングを鍛える機会が少なく、ブランドタッチができない人も増えているようです。そこで、現代のPCゲーマーにタイピング力が必要なのか、再び考えてみたいと思います。
結論から言うと「ほぼ必要なし」
これは私の個人的な意見ですが、現代のPCゲーマーにタイピング力は、ほぼ必要ないと思います。ここでいうタイピング力とは「文字入力によるコミュニケーション力」と言い換えても良いでしょう。
以前は、ブランドタッチが出来なければ、さまざまなオンラインゲームで支障がありました。今ほどボイスチャットが普及しておらず、基本的には文字チャットによるやり取りが主流だったからです。
しかし、今はタイピング力がなくてもプレイにはそれほど影響がありません。その理由は、次のとおりです。
- クロスプラットフォームの流行で、PC以外のデバイス(据え置き・携帯型ゲーム機)との共同プレイが増えたこと
- 豊富な定型文やエモーション、アイコンの実装によって挨拶や意志確認レベルならクリックのみで事足りるようになった
- FPSやバトルロワイヤル系タイトルでは、そもそも音声通話しながらのプレイが当たり前になった
- コメント入力やマイクオンオフなど、配信中の操作を行えるデバイスでキーボード操作を省略できる
このように、プレイ環境の変化によってタイピング力の必要性は日々低下しているといえます。
タイピング力を鍛えておくメリット
しかし、「タイピング力は一切必要ない」と言い切ってしまうには、まだ早いかもしれません。例えば、以下のような状況であれば、タイピングが早いほうが有利です。
- 海外のオープンワールド系タイトルで、英語でのチャットコミュニケーションが主流である
- 2000年代に流行したMMORPGなど、チャット機能が発達している(音声チャット機能が無い)タイトルをプレイする
- そもそも声を出せる環境にない(実家暮らしや同居、同棲など)
基本的にゲームプレイそのものではタイピングが不要になりつつあるものの、やはりある程度のスキルは備えておいたほうが良さそうです。
タイピング力を鍛えておくと、通話しているチーム以外のプレイヤーに素早く指示を出せたり、海外のプレイヤーと交流しやすくなったりします。
海外のプレイヤーとの交流では、英語力なども必要になるわけですが、実際にプレイしてみると英語力よりもタイピング速度のほうが重要だったりしますからね。
英単語自体はかなり簡単なもので意思疎通できますから。ちなみに、私はMMORPGでのコミュニケーションでタイピング力がだいぶ鍛えられました。
やはり実践で熱中しながら打ち続けることで、素早く身についていく気がします。タイピング力自体は、学業や仕事など非常に応用が利くスキルですから、ゲームのついでに意識して鍛えてみてはいかがでしょうか。