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2020年時点で、日本国内のMMOPRG市場を眺めると、まともに人を集められているタイトルは3つしかありません。それは「FF14」「DQ10」「PSO2」です。私はDQ10を2013~2015年にかけてプレイしていましたが、バージョン2の終了とともに引退。
しかし先日、体験版のプレイ範囲が拡大されたとのことで5年ぶりに復帰しました。そこで、2020年時点におけるDQ10の「本当の推奨スペック」について解説したいと思います。
スクウェアエニックス公式のDQ10推奨スペック
まず公式サイトに明記してある推奨スペックです。Windows環境の推奨スペックとして、下記のように明記されています。(デスクトップ版のみ)
CPU | Core i5 2.4GHz以上、AMD A10 3.4GHz以上 |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 空き容量 24GB 以上 |
GPU | GTX 650もしくはRadeon HD 5800以上 |
その他 | DirectX 9.0c以上、ShaderModel 3.0 以上 |
推奨スペックとしては、6年ほど前のミドルレンジPCが想定されているように感じます。また「ShaderModel 3.0」は15年ほどまえに存在したグラフィックの基準であり、大まかにいえばプレステ1レベルの描画性能です。
つまりは、2020年て時点で現役稼働しているPCであれば、99%気にする必要はありません。
DQ10はいわゆる「クロスプラットフォーム」を採用しているタイトルで、WiiUやPS4、PCが同じ世界に混在しています。そのため、推奨スペックを上げようにも限度があることは明白です。
ただ、DQ10がリリースされたのは2012年、2020年時点では既に8年目であり、大型アップデートもすでに5回目です。そのため、「実際に快適にプレイするにはもう少しスペックが必要なのだろうな」という感覚で復帰してみました。
実際のプレイ感から考える推奨スペック
私が復帰したのは2020年の年明けで、バージョン5.1が最新版でした。サブマシンをDQ10用PCとすることに決め、メインPCとは異なる環境でプレイ。
サブPCのスペックは次のとおりです。
OS | Windows10 |
CPU | Core i5 6400(4コア4スレッド、2.7~3.3GHz動作) |
メモリ | DDR3 PC3-12800(DDR3-1600)8GB |
ストレージ | HDD1TB(SSDなし) |
GPU | GTX750Ti(1020~1085MHz動作、メモリ2GB) |
このサブマシンは4年前に購入したBTOパソコンを分解して再構成したものです。実際にプレイしてみると「ややオーバースペックかな」と感じました。
DQ10公式ベンチマークの結果は以下のとおりです。
- 解像度…1920×1080
- グラフィック…最高品質
- スコア…11843(すごく快適)
CPU使用率は常時40~50%前後、GPUは45~83%の間で推移していました。
実際にプレイしてみると、最高設定でも処理落ちやカクつきなどは皆無で、滑らかそのもの。8人パーティーのレイドでも処理落ちはありませんでした。
このサブマシン程度なら、大手BTOショップのローエンドモデルで実現できますから、だいたい6~8万円程度でしょうか。
構成としては、次のようなイメージですね。
OS | Windows10 |
CPU | Core i3 9100(4コア4スレッド、3.6~4.2GHz動作) |
メモリ | DDR4 8GB |
ストレージ | SSD 250GB前後 |
GPU | GTX 1650 |
実際に売られているモデルでは、「ドラゴンクエスト10におすすめのBTOパソコン」で紹介しているゲーミングPCが近いと思います。
これに+2万円程度でメモリやストレージを調整すれば、最高設定で問題なく動作するでしょう。大手MMORPGの中では、最もお手軽に遊べるのがDQ10なのではないかと思います。