フォートナイトをフルHD144fpsで遊ぶためのボーダーライン

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フォートナイトは年代を問わず大人気ですが、「少しでもライバルに勝つためのswitchから卒業したい」というライトプレイヤーが大勢います。

そこでゲーミングPCが候補に挙がるわけですが、ゲーミングPCは半導体不足の影響から軒並み値上がり中……。

そこで「可能な限り安く」かつ「ライバルに後れを取らない」ためのギリギリのラインがどこにあるのかを調べてみました。

ライバルに後れを取らないギリギリのライン=フルHD高画質で144fps

これは私の中の結論ですが、フォートナイトは「フルHD・高画質」であれば、そこから先は画質でプレイ環境に大きな差が生じることはありません。

また、フレームレートは144fpsまで出せれば人間の肉眼では十分すぎるほどです。switchは30fpsが平均ですから、60fps程度であっても「動きやすさ」は十分に感じ取れるはず。

PC版は最大240fpsまで出せますが、120fps程度だせば環境としては十分すぎるほどです。そこで、「フルHD・高画質・144fps」を実現するスペックを探っていくことになります。

GPUは「GTX1650SUPER」が本命

GPUはお金をかければかけるほど高性能なものが手に入りますが、今は価格が高騰しており、RTXシリーズは軒並み6~7万円以上します。

そこでレイトレーシングが省かれたGTXシリーズから、できるだけ安いものを選んでいきましょう。

結論から言うと「フルHD・高画質・144fps」を達成できるGPUの中で最安なのは「GTX1650SUPER」です。

GTX1650SUPERは1660の影に隠れてあまり注目されていませんが、中身は1650よりも1660に近く、「1660を少し省電力にしたGPU」という評価が一般的です。

なぜなら1650SUPERのGPUコアは1660シリーズと同じ「TU116」で、CUDAコア数は「1650の896基」に対して「1280基」もあり、1660の「1408基」を1割減らしただけだからです。

さらに言うなれば1660がメモリにGDDR5を使用しているの対し1650SUPERはGDDR6を使用。メモリ転送レートも1660の8Gbpsに対して12Gbps、ということで総合的な性能は1660とほぼ同じです。

価格は2022年1月時点で4~5万円程度ですが、中古品で運が良ければ3万円を切るでしょう。ちなみに2019年末は2万円ちょうどくらいでしたが…。

もうひとつランクを落として1650にすると、「フルHD・高画質・144fps」は厳しく、特にフレームレートが100前後で頭打ちになります。

CPUはCore i3~i5で問題なし

CPUに関しては、第10世代以上のCore i3もしくはi5で何ら問題ないでしょう。

4コア8スレッド以上であれば、何ら問題は生じないはずですので、「Core i3 10105F」や「Core i5 10400F」など内蔵グラフィックが省かれた廉価モデルを入手したいところ。

もちろん、第12世代のCPUを選んでも良いのですが、絶対的な安さなら第10世代の「Core i3 10105F」、コスパ(価格性能比)ならば「Core i5 12400F」なのでどちらかがおすすめです。

Intelの第12世代CPUは11世代に比べて幾つかの技術革新があり、プロセスルールは微細化され(14nm⇒10nm)、CPUスロットも刷新されました(LGA1200⇒LGA1700)。

なので予算の都合がつくならば「Core i5 12400F」の構成がおすすめですね。以後2~3年はマザーボードの交換なしでCPUのグレードアップができるようになりますから。

フォートナイトを「フルHD・高画質・144fps」で遊ぶための最安構成

以上、フォートナイトを「フルHD・高画質・144fps」で遊ぶための最安構成としては

・CPU⇒4コア8スレッド以上
・GTX1650SUPER

を必須として、メモリ16GB、SSD500GBなどで構成し、価格は約「12~13万円」がボーダーラインになりそうですね。

これならばPS5でもいいのでは…と考えなくもないですが、PSは拡張性もありますしゲーム以外にも使えますので、私としてはゲーミングPCをおすすめします。