換装したあとの古いCPUの使い道

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CPUを換装したあと、古いCPUが余ってしまいますよね。私も過去に古いCPUを持て余したことが何度かあります。そこで、自作PCユーザーたちによる「古いCPUの用途」をご紹介します。なかなかユニークですよ。

古いCPUの用途あれこれ

ケース1:王道の「売却」

これが最も王道かつ無難かもしれません。CPUは経年劣化がほぼないため、中古でも値が付きやすパーツです。

ただし、世代交代が何度も起きたあとで売却すると大幅に値下がりするため、できるだけ早いタイミングでの売却がおすすめです。

CPUは経年劣化こそないものの「ヴィンテージ」的な価値は付きません。一部のマニアがかなり古いCPUをコレクションしていることはありますが、プレミア的な価値がついたケースは見たことが無いですね。

ケース2:コレクション

熱心な自作PCユーザーの中には、古いCPUをコレクションして陳列している方がいます。

実際に私の友人にもいました。箱やCPUクーラーも保存していて、CPUの歴史がわかるように発売日順に並べているのを見ると、なかなか壮観でしたね。

しかし、コレクションはあくまでもコレクター的な習性があって初めて意味をなすもの。また、陳列にはスペースも手間もかかるため、本当に好きでなければおすすめできません。

ケース3:キーホルダー化

これも一部の自作PCユーザーの中では良く知られた使い道です。使い道といって良いのかわかりませんが…。

CPUの角に穴をあけ、チェーンを通してキーホルダーにしてしまうわけですね。半導体のあっさりとした見た目と程よい大きさが、キーホルダーとしてうまく機能していて、意外と実用的です。

ただし、裏面のピンがそれなりに邪魔なので、やはりCPU自体に愛着がないと難しいですね。穴をあけるのもそれなりに手間がかかりますし。

ケース4:Windows以外のOCを使うPCとして再利用

型落ちで性能に問題があるCPUでも、Windows以外ならばそこそこ実用的です。

例えば、Ubuntuならば、推奨スペックはデュアルコアの2GHz。この条件ならば、10年前のCPUでも満たしてしまいます。

UbuntuはGUIがそこそこ使いやすいので、ブラウジング専用マシンとしてなら誰でも問題なく使用できます。OS本体も無料ですしね。

勉強がてら、余ったCPUと中古パーツでUbuntuマシンを構築してみるのも良いかもしれません。あとはChrome OSなんかも、デュアルコアで問題なく動作しますよね。

王道はさっさと売却だが…

正直なところ、私は売却が最も良い用途だと思いますが、中には「そもそも売る手間が面倒くさい」という人もいるでしょう。

実際、CPUを単体で売却しようとすると、フリマ出品やパーツショップへの持ち込みといった手間が発生し、面倒くささから先延ばしにしがちです。

また、型落ちCPUはいわゆる「理解者」しか手を出さないため、なかなか買い手がつかないこともあります。

一方、「PC」として組み立てた状態ならば、PCにそれほど詳しくない人も対象になるため、買い手が付きやすくなります。

そこで、まずは無料OSをインストールするPC用に使い、飽きたらPCごと売却…という方法が良いかもしれません。

私の場合は、1~2世代前のCPUならばCPU単体で売却し、それよりも前の型落ち品ならばPCに組み込んだ状態でフリマへ出品していました。今後の参考にしてみてください。