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ゲーミングPCはお金がかかる趣味です。しかし、PCゲーマーならパーツをアップグレードしたいという欲求が定期的に湧くはず。
そこで、予算1万円を前提として、アップグレードすべきパーツを状況別に整理してみました。
何をするにも遅い!という場合
ストレージがHDDである場合は、迷わずSSDに換装してください。
最近のPC、特にゲーミングPCであれば「何をするにも遅い!」と感じること自体が異常なのですが、もし本当に遅いのであればHDDが原因でしょう。
2015年ころまでのモデルの場合、HDDがメインストレージになっていることがあります。これを250~500GB程度のSSDに換装することでストレスの大半が無くなります。
ちなみに品質の高さと安定感で定評がある「Samsung 860 EVO 500GB」でも、価格は7000円程度。250GBなら5000円でお釣りが来ます。
あまったお金で電源も更新できれば、PCの寿命を数年伸ばすことも可能です。
ゲームプレイ時だけカクつきが酷い場合
これは言わずもがなですが、「CPU」か「GPU」のアップグレードが必要です。しかし、CPUとGPUのアップグレードは、予算1万円では足りないことが多いですよね。
CPUの場合、もし2015年以前のパーツで構成されたPCであれば、第10世代のCore i3かi5を購入し、旧パーツを売却することで1万円におさまることがあります。
例えば、以下が良い例です。
- Core i5 6500からCore i5 10400Fにアップグレード
- Core i5 6500…中古売却価格6000~7000円(メルカリ価格)
- Core i5 10400F…中古価格16000円程度(ドスパラ中古販売価格)
CPUは中古でもほとんど問題が起きないパーツです。そこでまず10400Fを中古で購入し、古いCPUをフリマサイトなどで売却すると、ちょうど差額は1万円ほどになります。
また、GPUの場合は以下のような組み合わせが考えられます。
- GTX 1050Ti…中古売却価格8000円程度(メルカリ価格)
- GTX1650 SUPER…中古価格18000円程度(ドスパラ中古販売価格)
このケースでも、差額はちょうど1万円です。しかし性能的には5割以上アップするため、「通常画質でなんとかプレイできる」状態から「フルHD高画質でサクサク」に変わるほどの差があります。
ロー~ミドルレンジクラスは、もともとの価格が安いために、1万円プラスすることで2世代以上のアップグレードが可能になるわけですね。
静かでよく冷えるようにしたい場合
もし冷却性能と静音性を同時に高めたいのであれば、「スチール製のミニタワー(ミドルタワー)型ケース」に的を絞って検索してみてください。
見た目は地味であっても、密閉性が高く、適度な重さもある良いケースがたくさんあります。また、もしお金が余った場合は静音ファンに投資します。
2020年冬時点で私のイチオシはCoolerMasterの「Silencio S400」ですね。サスチールサイドパネルバージョンなので強化ガラスバージョンよりも安く、1万円未満で購入可能です。
見た目のスタイリッシュさ、密閉性、内部の吸音対策など、外観と性能のバランスが非常に良いケースだと思います。
ちなみにミドルタワーバージョンもほぼ1万円で購入できるため、ATXサイズにも対応可能です。