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ゲーミングPCをBTOで購入するとき、みなさんは何を優先するでしょうか。性能か、外観か、価格か。大半の人はこの3つのうちのどれかではないでしょうか。
しかし、BTOパソコンにはもうひとつ大切な基準があります。それは「アフターサービスの質」です。今回は、BTOメーカーの中で最強のアフターサービスを持つのはどこか?という点について考えてみます。
大手BTOメーカーは横並び
2023年時点でBTOパソコンを提供しているメーカー(ブランド)といえば、
- パソコン工房
- ドスパラ
- ツクモ
- フロンティア
- サイコム
- マウスコンピューター
といったところでしょうか。HPやDELLもBTOなのですが、これらは外資の巨大メーカーでPC専業ではないため、いったん除外します。
上で列挙したBTOメーカーのアフターサービスは、いずれもしっかりしています。数字的な面でいえば、それほど大きな差はありません。しかし、実際に対応するとなると各社の特徴が出ているようです。
このメーカーの中で私がアフターサービスを体験したことがあるのは、パソコン工房とフロンティアです。
パソコン工房は地方都市にも店舗があるので、持ち込んで診断してもらいやすいのが特徴。私の場合、保証が切れていてもかなりフレンドリーに対応してくれましたね。
また、フロンティアは実店舗ほどほとんど見かけませんが、こちらも不具合に対してはかなり真摯に向き合ってくれた記憶があります。
2時間ほど技術者の方とお話をして、最終的に解決はしなかったものの、懇切丁寧な対応に感謝した覚えがありますね。
正直なところ、アフターサービスの質は担当者の力量や混雑具合にもよるので、一概に決めつけられません。同じメーカーでもある人は丁寧、ある人は雑だったなど、意見が別れるからです。
しかし、自作PCの中級者以上に話を聞くと、あるメーカーの評判が特に良いことがわかりました。
まさにセーフティネット「サイコム」のアフターサービス
そのメーカーとは、サイコムです。サイコムはパーツの指定をかなり柔軟に受け付けてくれることで有名なBTOメーカー。
中級者以上のPCファンが「パーツの知識はあるけれど、自分で組むのは面倒」といった理由で利用するイメージが強いですね。
このサイコムですが、正直なところ価格だけを見ると少し割高なのですが、アフターサービスに惚れ込んで購入する方がそれなりにいるそうです。
気になるアフターサービスですが、「ちょっと不安定だから見てほしい」といったざっくりしたレベルでも受け付けてくれる上に、かなりの確率で不具合を解消してくれるのだとか。
おそらく、サイコム自体の商品知識や技術力が高いからだと思いますが、一般の大手家電メーカーと比較してもそん色がないレベルのサービスですね。
原因特定と対処のスピードが速いので、修理までの日数も短く安心です。ということで、決して他のメーカーが悪いというわけではないのですが、サイコムが圧倒的との声が多かったです。
セールならフロンティア、安定感のドスパラなど特徴あり
その他にも各社の特徴を並べると、
- フロンティア:セール時にミドルレンジクラスが異常に安い
- マウスコンピューター:G-tuneなら不具合を丸投げできる、サイコムに次いでアフターサービスが強い
- パソコン工房:地方に店舗が多く、都心部以外でも持ち込みやすい
- ドスパラ:納品スピードが速く、無難で使いやすいモデルが多い
- ツクモ:近年はパーツ販売に力を入れていて、品ぞろえが豊富
といった感じでしょうか。同じように見えて、意外と特徴がはっきりしていますね。次にBTOパソコンを買うときの参考にしてみてください。