SSDの信頼性は3つの指標で判別できる

SSDは今後ゲーミングPCのストレージとして、ほぼスタンダードの位置を確保するといっても過言ではありません。HDDはもはや大型の「倉庫」であって、アプリやOSの本体はSSDにインストールするのが当たり前の時代ですからね。

しかし、ここで問題になるのが信頼性です。一体SSDの信頼性は、どういった点を評価すべきなのでしょうか。

SSDの評価ポイント3つ

SSDはHDDに比べて振動や熱に強く、高耐久であると言われています。確かに、物理的な「回転」がかかる場所がありませんから、高耐久なのも頷けますよね。

これに加えて読み書きの速さも圧倒的であり、デスクトップ・ノート問わず使用されています。しかし、その「信頼性」はどのようなポイントで評価すべきかご存じですか?

SSDの信頼性は、以下3つで評価できるといえます。

1. MTBF/MTTF(平均故障間隔と平均故障時間)

これは、「ある故障が発生してから次の故障が発生するまでの時間」を指標化したものです。「累計稼働時間を故障した製品数で割る」ことで求められます。

この数値が高いほど信頼性が高いといえます。ただし、耐久性とはあまり関係がないので、製品全体の信頼性の指標として覚えておくようにしましょう。

2. TBW (Total Bytes Written=書き換え可能なデータ量)

SSDに対して「この量のデータまでなら書き換え可能ですよ」と保障している数値であり、主に耐久性に関係があります。

この数値を超えて書き込まれた場合は動作保証対象外となることがほとんどです。短期間で大量のデータ書き込みを行う場合は、製品保証期間内であっても動作保証がなくなることがあります。

3. DWPD (Drive Write Per Day=1日当たりの書き換え可能なデータ量)

こちらも耐久性の指標で、切り口を「日単位」にしたものといえます。SSD内の記憶領域を、1日あたり何回書き換えられるか、という意味合いを持ちます。

通常のPCではあまり用いられませんが、ビジネス用途のサーバー用SSDなどではこの指標が使われることも多いようです。

指標はどこで確認できる?

この3つは、いずれも一般的にはあまり認知されていない項目ですよね。大抵の人はリード・ライトの性能しか見ていませんから。しかし耐久性や信頼性を確認するためには非常に重要です。これらはメーカーの公式サイトに記載されていることが大半でしょう。

例えばINTELでは、SSDのモデルごとにMTBFやTBWなどが掲載されています。気になる方はメーカーごとの公式サイトをチェックしてみましょう。

SSDの信頼性は今後ますます重要になる

M.2SSDの登場で、SSDは小型大容量化に向かい、本格的に舵を切ったと言えます。また、SSDのみを搭載するPCも増えましたら、今後はますます信頼性が問われることになるでしょう。ストレージが壊れてしまうとPC内の重要なデータが消失してしまいますから、SSDの信頼性は常にチェックすべき項目かと思います。