ゲーミングPCの自作にかかる時間は?

初心者がゲーミングPCの自作にかかる時間は、ケースバイケースです。しかし、PCの自作は決まった作業を淡々と進めていくため、実はそれほど時間がかかりません。

むしろパーツ構成を考える時間のほうが長いでしょう。そこでゲーミングPCの自作にかかるトータルな時間を計算してみました。

パーツ選びが全体の7割以上

私の経験上、最も時間を要するのがパーツ選びですね。自作初心者の場合、まずマザーボードの選定に時間がかかってしまいます。

正直なところ、マザーボードは廉価モデルでも何ら問題ないのですが、保護回路のグレードやチップセットのグレードを知るたびに欲が出てしまい、ちょっと上のグレードを選んでしまいがちです。

なので、時間を短縮したいのであれば「載せたいCPUが動く最低限のマザーボード」を把握しておくと良いでしょう。

大体、価格的には8000~1万円前後のものが多いです。例えば、Core i5 10400が動く最も安いマザーボードはASUSの「PRIME H410M-E」当たりになるかと思います。8900円くらいですね。

こうして、大体の方向性や「あたり」をつけておくと、パーツ選びの時間を大幅に短縮できます。初心者の場合は、構成を考えるのに大体1日~3日程度、時間にすると5時間くらいなのかなと思います。

他にも、CPU・GPU・メモリ・ストレージ・電源・ケースなどを選ぶ必要がありますから、空き時間に少しずつメモしていくようにしましょう。

ちなみに私の場合は、まず「CPUとGPU」を決定し、この2つの力を引き出せる最低限の構成をまず考えます。そのうえで、もう少しアップグレードしたい部分を決め、パーツのグレードを1個ずつあげていく方法でパーツを選びますね。

この構成を考えるのすら面倒くさいという方は、大手BTOメーカーのゲーム推奨モデルを参考にしながら、パーツを選んでみてください。

いわゆる「マネキン買い」と似た感覚で、まずはプロが作った構成を真似るわけです。そこから取捨選択を行うことにより、自分に合った構成が見えてきます。

組み立ては3時間程度

パーツ選びが終わり、無事手元にパーツが届いたら実際の組み立てに入ります。今の自作PCはプラスドライバー1本で組み立てられますから、組み立て作業自体は本当に簡単です。

要は「マザーボードを設置してパーツを差し込み、電源を設置する」という工程しかありません。

そのため、実際の組み立て作業は2時間もかからないと思います。ただし、OSのインストールやドライバアップデートなどがありますので、実際に使用できるまでには3時間程度を要するでしょう。

Windows10は最新バージョンをダウンロードしておくと、アップデートの時間を短縮できるのでおすすめです。

マイクロソフト公式(https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10)からISOイメージ作成ツールをダウンロードし、インストールメディアを作っておきましょう。

パーツの輸送時間が最も長い

こうして整理してみると、「パーツ選びに1日~3日」「実際の組み立てに3時間程度」が必要になるとわかります。ただし、ここで見逃してはいけないのが「パーツを輸送する時間」、つまり発送されてから手元にパーツが届くまでの時間です。

コロナ禍の影響で物流が混みあっていたり、半導体関連企業の火災などでパーツ在庫が圧迫されていたりすると、パーツが届くまでに数日~1週間以上の時間がかかります。

また、パーツは複数のショップから別々に購入することになるでしょうから、数日にわたって五月雨式にパーツが届くことになりまっす。

結局はこの時間が最も長いので、しっかりと逆算して発注するようにしましょう。使いたい日から「2週間遡った時点」までにパーツを発注すると良いです。