マザーボード2万円時代をどう乗り切るか?

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マザーボードの価格はこの5年ほどでどんどん上がり、今や「2万円」が低価格モデルと言われるほどです。

10年前は、1万円未満で買えるマザーボードが山ほどあったのですが、円安や半導体価格の上昇を受けて2倍弱にまで上昇してしまいました。

この異常なまでのマザーボード高騰をどう乗り切るべきなのか。今回はマザーボード2万円時代を乗り切る方法を考えてみます。

B650搭載マザーが23000円 低価格帯がついに2万円超え

ASRockがAMD B650チップセットを搭載したMicro ATXマザーボード「B650M PG Lightning」を発表しました。

B650は、AMD600シリーズ(ソケットAM5)の中で最も下のグレードです。Ryzen 7000 シリーズに対応したゲーマー向けのエントリーモデルマザーボードという位置づけですが、価格は約23000円。

実店舗で値引きが入ったとしても、2万円は超えてくるのではないでしょうか。正直なところ、エントリーグレードのマザーボードが2万円を超えるというのは少し異常です。

というのも、ほんの5年前はエントリークラスのマザーボードは1万円前後で購入できるのが当たり前だったからです。

コロナ禍による半導体不足や、円安が進行したことによりローエンドマザーボードは一気に高騰しましたね。昔より品質も性能も上がっているとはいえ、ローエンドマザーに2万円超のお金を払うのは少し気が引けてしまいます。

ちなみにB650チップセット搭載のマザーボードは、最安値でも17500円ほど。価格コムでの最安値なので、実店舗での平均価格はもう少し高いでしょうね。

やはり1万円前後でマザーボードが買える時代は終わってしまったのでしょうか。

IntelのHグレードなら1万円前後でも購入可能

しかし、まだ希望はありそうです。Intelが毎世代リリースしている最下位グレードのチップセット「Hシリーズ」ならば1万円未満で購入可能だからです。

ちなみにH610チップセット搭載マザーの最安値は9500円程度。(2023年11月現在)一応最新のLGA1700ソケットを搭載していますし、機能面では必要最低限であるものの、十分に一線で使えます。

AMDは少し前にこの価格帯のチップセットを提供しなくなり、今ではIntelのみが提供している状況です。ただし、Intel700チップセットではHシリーズが出ていないので、少し心配ですね。

どうやら700シリーズはHシリーズの発売がなく、H610が当面のローエンドになりそうです。

ちなみに、Intelはその上のグレードであるB660も結構安いです。B660M Phantom Gaming 4 (B660 1700 MicroATX) ドスパラWeb限定モデルが約11000円ですから、AMDに比べるとかなり良心的。

AMDのチップセットで1万円台前半となると、ひとつ前の世代(AM4世代)のB550Mが該当します。最安値は12000円程度。グレードも世代も上のIntelより高いわけですね。

コスパを追求するならHシリーズを乗り継ぐのが吉か?

IntelのHシリーズは、ソケットが新しくなるタイミングで必ずリリースされているので、次回は800シリーズあたりで更新されるかもしれません。

異常なまでに高騰したマザーボード界隈の最後の良心といってもよい価格。円安が落ち着けば価格は下がると思いますが、当面はHシリーズを基準としてゲーミングPCを組むのもありですね。

ちなみにHシリーズでも、ミドルレンジCPU/グラボの組み合わせなら何の支障もありません。安定感もありますし、実は非常に優秀なグレードなのです。

メモリスロットは2つ、PCIeスロットの空きも最低限でよいというならば、かなり良い選択肢のひとつですよ。