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PC全体の高価格化のせいなのか、最近特に中古専門サイトが増えてきましたよね。
大手BTOメーカーの一角、パソコン工房でも「デジタルドラゴン」という中古PC専門サイトを提供しています。
今回は久しぶりに中古PCを購入することになったので、デジタルドラゴンの使用感をレビューしてみたいと思います。
10年以上前から存在するデジタルドラゴン
まず、パソコン工房の中古専門サイトであるデジタルドラゴンについて簡単に解説しておきます。
デジタルドラゴンは、少なくとも10年以上前から存在する中古パソコン販売のサイトです。昔は「有限会社デジタルドラゴン」という企業が運営していたのですが、2013年にパソコン工房の運営会社であるユニットコムが買収。
以降はパソコン工房が手掛けるWeb専門の中古PC販売サイトとして運営されています。
名前はちょっとやんちゃなのですが、「14日間Web安心返品保障」「最大3年間の延長保証オプション」などサービスが充実していることが特徴ですね。
また、購入前の電話相談窓口もあり、これが結構便利です。私も今回「外出先で使うノートPCを探している」と相談したところ、いくつか有望な品をピックアップしてもらいました。
購入前の電話相談を中古PC販売で提供するケースは珍しく、中古ならではの不安を払しょくできるのは大きいですね。
購入したのは中古のDynabook
さて、今回私が購入したのは東芝のノートPC「Dynabook」の中古品です。価格はコミコミ3万円弱。
スペックですが、
OS:Windows11 home
CPU:Core i5 8250U(1.5Ghz動作、4コア8スレッド)
グラボ:無し(CPU内蔵グラフィック)
メモリ:8GB
ストレージ:SATA SSD 256GB
といった感じですね。ちなみにバッテリーは「飾り状態」。つまり、ほとんどバッテリーとして機能しないので常時コンセント接続で使うパターンです。
見た目はかなり綺麗で、パームレストのテカりもほとんどなし。さすがにキーボードは少しテカりがありましたが許容範囲内でした。
動作は良好で、ブラウジングや文書作成、エクセルくらいならサクサクでした。ゲームは試していませんが、おそらくブラウザゲーレベルが限界でしょうね。
購入の決め手は、なんといっても第8世代のCore iシリーズが3万円台で帰るという点。この世代は今でも通用するくらいにCPUが進化した世代なので、ゲーム用途以外ならまだまだ現役です。
Webカメラが内蔵されているのでZooMでの打ち合わせにも対応できますし、ゲーム以外は何ら不便がなく、購入後半年ほどたちましたが元気に動いています。
スーパー中古の日だとおそらくもっと安い
私が購入したときは特にセールなどやっていませんでしたが、デジタルドラゴンには「スーパー中古の日」というセールがあります。
不定期に開催されるようですが、ボーナスシーズンや年末が多いですね。このセール時期には似たようなスペックで16GBメモリ、SSD480GBといったモデルが3万円ほどで売り出されるのでねらい目。
国産のメーカー製PCならしっかりリファービッシュしてあれば3年以上は余裕で持つので、かなりお買い得です。標準の保証は3か月ですが、延長保証もつけられるので故障リスク最小限に留められます。
ちなに延長保証は、半年・1年・2年・3年の4段階。保証料は、
本体価格44000円以上:2800円(半年)、4400円(1年)、7500円(2年)、10800円(3年)
本体価格44000円未満:購入金額の10%(半年)、15%(1年)、20%(2年)、25%(3年)
という具合に段階的にあがっていきます。私の場合は3年マックスでつけたので保証料が7500円くらいで、総額4万円弱でした。
デジタルドラゴンは、一時期評判があまり良くなかったのですが、今は電話相談や延長保証などがしっかりしていて使いやすいサイトです。
「予算は厳しいけど、もう1台サブが欲しい」という場合には、ぜひ中古良品を漁ってみてください。