大幅値上げのアイ・オー・データ PC周辺機器も高騰の流れ

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

PC本体に加えて、周辺機器も値上がりが続いています。最近目を引いたのは「アイ・オー・データ」の値上げのニュース。

大半の製品が値上げされており、ものによっては1.5倍近い価格になりました。PCゲーマーとしては非常に残念ですが、チェックしないわけにはいきません。

今回亜h、アイ・オー・データの値上げの情報をまとめてみます。

最大56%の値上げ アイ・オー・データの値上げニュース

20204年9月4日、アイ・オー・データはPC周辺機器の値上げを発表しました。

対象となるのはポータブルHDDやUSBメモリーなど、PC周辺機器の94機種。

2024年10月1日から適用されるそうで、モノによっては1.5倍以上の大幅な値上げになります。

以下は、主な値上げ対象の製品と値上げ率です。

・ポータブルストレージ(HDDおよびSSD)…値上げ率4~19%
・USBメモリ…値上げ率9~56%
・外付けHDD…値上げ率6~11%
・HDMIアダプター、バーコードリーダー、Webカメラなど…値上げ率8~30%

USBメモリの高騰がえぐいですね。56%もの値上げは一部の商品だと思いますが、単純に考えて1000円が1560円になるので、ちょっと腰が引けてしまいます。

一方で、高額な製品はそこまで大きな値上がりが起こっていません。

ストレージ類は最高でも2割程度ですから、大半は10%程度の値上げに留まるでしょう。総合的にみるとそれほど大きな値上げにはならないと思いますが、それでも「まったく同じ品質と性能のものが2割高くなる」ことは残念ですね。

アイ・オー・データだけではなかった値上げ

実はアイ・オー・データは値上げに踏み切るのが遅いほうで、ソニーをはじめとしたデジタルデバイスメーカーの多くが8月から値上げを開始しています。

ソニーについては一眼レフカメラやテレビなど100製品を値上げ。平均値上げ率は10%程度とのことですが、主要製品の大半が値上がりします。

また、液晶タブレットを手掛けるXPPen、スマートホームデバイスのSwitchBotなども8月1日からの値上げを実施しています。

さらにアイ・オー・データと同じくPC周辺機器を取り扱う大手2社「バッファロー」「エレコム」については、4月時点で値上げを実施済み。

アイ・オー・データはむしろ良く持ったほうで、電子機器メーカーの値上げは既定路線のようですね。

実質価格は値上げ前並みのお店も 在庫品を狙う

とはいえ、値上げはあくまでも販売元のメーカーの発表。実際に商品を取り扱う小売店では、在庫品に限り以前の値段で売られることも多いです。

特に楽天などでは、楽天スーパーDEALなどのポイント還元イベントと合わせて、だいぶ安く買うことができます。

もちろん楽天以外でも在庫品は安くなるので、「買えるうちに買っておく」のが吉かもしれないですね。

PC周辺機器は「壊れたら買う」「無くなったら補充する」という買い方が多いと思いますが、値上げの波が押し寄せる中では「前もって買っておく」ほうがよさそうです。