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クラウドサービスの発展が目覚ましい昨今、ゲーミングPCにも「持たない」時代が来るのかもしれません。
今回は、ゲーミングPCの未来形ともいえるサービス「Blade Shadow PC」を紹介します。今後はハイエンド環境を準備できない帰省先や出張先でも、自由にゲームができるようになるかもしれないのです。
クラウドにハイエンドゲーミングPC!「Blade Shadow PC」
「Blade Shadow PC」は、簡単に言えばクラウド上にあるゲーミングPCを間借りし、いつでも快適なプレイ環境を整えられるサービスのこと。
すでにアメリカではサービスが始まっており、続いてイギリスでもサービスを提供するようです。2018年時点では「Intel Xeon 2620+GeForce GTX 1080」を搭載したマシンを使用できるとのことで、かなりのハイエンド環境であることがわかります。
Xeon 2620は一般的にあまり馴染みのないCPUですが、Intelのサーバー向けCPUですね。イメージとしては、Xeon搭載のサーバーにあるGTX 1080搭載マシンの一部を使える、という感じでしょうか。
ちなみにBlade Shadow PCでは、小型の専用ボックスをレンタルし、それをPCやモニターに接続することでサービスをうけられるようです。
1年契約で月額料金が約27ポンド(日本円で3950円ほど)ですから、月額4000円以下でハイエンドゲーミングマシンを使えるようになります。1年継続したとしても48000円。3年で15万円弱といったところですから、GTX1080搭載のゲーミングPCを買うよりも安くなってしまうかもしれないですね。
日本でのサービス提供は?
今のところ、アメリカとイギリス以外ではサービスを提供する予定がないようです。しかし、今後は日本でも同様のサービスが始まる可能性があるでしょう。実際、nvidiaでも「Geforce Now」というクラウドサービスを開始しており、誰もが気軽にハイエンドゲーミングPCを間借りできるようにしています。
これには「NVIDIA SHIELD」に対応した専用のテレビやタブレット、PCなどが必要ですが、一旦導入してしまえば月額950円程度でサービスが利用できるというお得さが売りです。
こういったクラウドサービスが人気を集めれば、日本の事業者も同じようなサービスを開始するかもしれないですね。
自宅にはBTOパソコン、出先はクラウドという未来
こういったクラウドサービスが普及すれば、ゲーミングPCを持ち運ぶ必要は無くなり、自宅にメインマシンを置いて、出先はクラウドでという使い方も可能です。
個人的に、全てをクラウドにしてしまうよりは、自分のゲーミングPCを1台は持っておいたほうが良いと思います。イメージ的には、マイカーとレンタカーの使い分け、といった感覚でしょうか。自分だけのBTOパソコンは愛着もわきますしね。