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2019年9月に正式サービスが開始され、今やあのポケモンGOを抜き去る勢いを見せている位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」スマートフォンのGPS情報を使い、ゲーム内のマップと現実世界を融合させるRPGですが、スマートフォン以外でもプレイが可能なようです。
そう、ご存じandroidエミュレーター「NOX」ですね。今回はNOXを使用したプレイがBANの対象になるのかを考えてみたいと思います。
位置情報ゲームで「位置偽装」はチート扱い
まず結論から述べると、単にNOXで起動しただけではチート扱いになるかは微妙な線です。現状(2019年10月時点)では、NOXでドラクエウォークをインストール・起動・プレイまで問題なくできてしまいます。
また、エミュレータで起動しただけでは、ゲームに何ら悪影響を及ぼさないため、BANの対象とはなりにくいでしょう。ただし、ドラクエウォークの規約には以下のような文言があります。
3.8 偽の情報の提供
ユーザーは、本サービスの利用にあたり、当社に対して偽の情報を提供してはならないものとします。
3.11 チートまたはボットの利用
ユーザーは、チート、ボット、自動ソフトウェア、不正侵入ソフト、モッド、その他本サービスを改変する事を目的とするソフトなどを制作しまたは利用しないものとします。
この2つの文言に、NOXの利用が該当するかは微妙なところだと思いますが、NOXのある機能をつかってしまうと、明らかに規約違反になるため注意してください。その機能とは「位置偽装機能」です。
NOXに標準搭載されている位置偽装機能
NOXには標準機能として位置偽装機能が搭載されており、グーグルマップと連動して仮想的な位置情報を設定できます。使い方はごく簡単で、NOXのサイドウィンドウから位置情報のマークをクリックして設定するだけです。
また、NOXの位置情報を偽装した状態でドラクエウォークを起動すると、通常プレイが可能なばかりか、仮想キーで移動できてしまいます。
しかし、これは明らかに規約違反ですから、くれぐれも実行しないようにしましょう。アカウントBANは入念な調査の末、忘れた頃に一斉に行われるのが通常です。さらに、より危険なプレイとして「位置情報を使ったワープ」も存在します。
前述のNOX位置偽装機能を使い、住所Aを登録して起動⇒一度ドラクエウォークとNOXをシャットダウン⇒NOXを立ち上げて別の住所Bを登録⇒ドラクエウォークを起動という手順で、住所AからBへ瞬時に移動できてしまうのです。
まるでドラゴンクエストの魔法「ルーラ」のようですが、ここまでくるといつBANされてもおかしくありません。
一部ネット上では「住所AからBへ移動するのに必要なリアル時間と同等の時間を空けて起動すれば問題ない」といった情報が流れていますが、これはあくまでも憶測です。
個人的には瞬間移動は非常に検知しやすくログからも瞬時に判別がつくため、ハイリスクな偽装だと考えています。
スマートフォンを大画面とキーボードで操作したいなら…
このように位置情報ゲームをNOXでプレイすること自体が規約に違反する行為であり、アカウントBANの対象になるリスクをはらんでいます。もしスマートフォンの画面でプレイするのに疲れ、大画面でプレイしたのなら、「ドッキングステーション」の利用を検討してみてください。
こういう製品ですね。
・https://jp.j5create.com/products/jud650
・https://greenfunding.jp/afustore/projects/2936?utm_medium=GREENFUNDING&utm_source=engadget&utm_campaign=EG_2936_news
スマホをドックにセットすることで、モニターとキーボードによる操作が可能になります。こちらはクラウドファンディングによる限定販売でしたが、スマホの高性能化とともに、こういった製品が増えていくでしょう。
今後は、外出先ではスマホ、家ではゲーミングPCといった使い方ができるかもしれません。