Windows8.1がサポート終了間近!古いOSは保管しておくべきか?

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2023年1月にWindows8.1のサポートが終了します。Window7や10の影に隠れてそれほど評価されなかったOSですが、実は隠れファンが多いですよね。

さて、問題はサポートが終了したWindows8.1をどうするかです。もっと言うと、サポートが切れた古いOSをどう扱うのが良いのでしょうか。

隠れた名OSとして評価されるWindows8.1

正直なところ、初めてWindows8に触ったときは「なぜこんな仕様に…」と残念な思ったのですが、8.1は比較的使いやすかった気がします。

今でも「8は微妙だったけれど、8.1は良かった」という口コミをチラホラ見かけますね。

端的に言えば、スタートボタンが復活したことで8のマイナスイメージから回復したのだと思いますが、安定性もあって動きも軽く、個人的にはあまり不満がありませんでした。

2022年現在、そこそこの評価を獲得しているWindows10への布石とも言えるOSでしたし、大きなトラブルもありませんでしたしね。

PC内のメニュー検索やクラウド対応など、今のOSならば当たり前のようなUIや機能も、Windows8.1で本格的に導入されました。

また、裏技的な使い方ですが「Classic Shell」というUIを変更するアプリをインストールすると、スタートメニューは以前の仕様にもどり、操作もサクサクで相当使いやすかったです。

Windows7では重くて動かしにくかったアプリが軽々と動いたり、最新デバイスへの対応が丁寧だったりという点も評価できました。

ということで、隠れた名OSと呼んで差し支えないのではないかと思います。しかし、このWindows8.1もついに終焉を迎えます。

サポート期限が切れるということは各種アップデートが提供されないわけで、セキュリティの面からはかなり危うい状態になります。

古いOSはなぜ危ないのか

古いOS(サポート期限切れのOS)を使い続けることは、以下2つの点からあまり推奨されていません。

・セキュリティリスク…セキュリティアップデートが提供されないことでセキュリティホールへの対応が不可能になる
・不具合対応が行われない…アプリやデバイスとの相性問題が解消されなくなる

オフラインで使用すればセキュリティリスクは大幅に減らすことができるでしょう。しかし、オフラインで使用するとなると用途がかなり限定れます。

また、オフラインならばWindows機である必要はなく、もっと言えばPCである必要性も無いかもしれません。

単なるワープロとして使うならば、それこそもっと適したデバイスがいくらでもあります。

それでも古いOSを保管するのは「互換性」の問題から

私の知人に今でもサポート期限が切れた過去のWindowsを保管、使用している人がいます。

彼に言わせると「Windowsはメジャーバージョンアップのたびに互換性の問題が出るので古いものも残しておく」のだそうです。

特に業務用アプリにはこの手の問題が多く、バージョンアップのたびに騒ぎになる企業もちらほら…。

ただし、これはビジネスユースの問題であって個人使用の場合はあまり互換性の問題が起きません。あるとすれば、長年プレイしていたゲームが対応しない、といった問題くらいでしょうか。

現在ならば、基本的には古いOSを保管しておく理由はなく、さっさと新しいバージョンに移ったほうが賢明かもしれませんね。

マイナーながら名OSとして評価されるWindows8.1ですが、最低でも10までにはアップデートしておきましょう。