PCケースのダストフィルターは交換すべき?メンテ方法も紹介

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ちょっと高めのPCケースには、ホコリの侵入を防ぐ「ダストフィルター」が装着されていますよね。

このダストフィルター、何年も使っていると、網目がほつれてきたり歪んできたりします。しかし、はずしてしまうと一気に防塵性能が落ちるので、できれば清掃や交換で対応したいところ。

今回はダストフィルターの交換時期やメンテ方法などについて解説します。

PCケース付属のダストフィルターの寿命

結論から述べると、PCケース付属のダストフィルターは寿命らしい寿命がありません。私も過去何度かダストフィルター付きのPCケースを使いましたが、いずれも5年以上もちましたね。

最終的にPCケース自体を売却、もしくは廃棄してしまったのでダストフィルターの寿命についてはよくわからないのです。

しかし、今使っているPCケースの中に7年前のものがあり、前面と底面のダストフィルターはまだまだしっかりホコリを集めてくれています。

そのため、定期的に清掃していれば10年くらいは持ちそうですね。私のPCケースのダストフィルターは、かなり目が細かいので、ホコリが集まると白くなります。

1か月に1度は取り外してエアダスターで清掃しているのですが、今のところ網目のほつれなどはありません。

耐久力はフィルターによって変わると思いますが、月1程度の清掃ならばそれほど消耗することもないようです。

ダストフィルターのメンテナンス方法

一般的には、「空気でホコリを飛ばす」「濡れたペーパーウェスなどでホコリを拭き取る」「丸洗いする」の3パターンですね。

空気でホコリを飛ばすのは王道ですが、どうしてもホコリが残ってしまいます。長年掃除をしていない場合は、ホコリが固着しているので空気で飛ばすだけでは不十分。

その場合はホームセンターなどで売っているペーパーウェスなどを濡らし、すこしずつフィルターを拭いていくのがおすすめです。

ペーパーウェスはロール状のものであれば500円程度で買えますし、PC内部の掃除にも使えます。私はプロスタッフというメーカーの水色のペーパーウェスを使っていますね。

自動車用なので素材に傷をつけにくく、ウェスの繊維も付きにくいのでPCのメンテナンスに適していると思います。

また、丸洗いするのであれば、ドライヤーなどでしっかり乾燥させるようにしましょう。PVC素材などをつかっているダストフィルターであれば、丸洗いしても全く問題ないことが多いです。

私がよく買うのは、フレーム部分がマグネットになっていて、ケースに張り付けられるタイプのダストフィルターなのですが、素材はPVCが大半ですね。

PVCは繊維の表面に塩化ビニール樹脂を添付したもので、難燃性・耐薬品性・耐久性に優れています。1枚1000円程度なのですが、丸洗いしても劣化がありません。

PCケースのダストフィルターは100均で代用可能?

これもよく聞かれるのですが、製品によります。しかし、100均で売っている防塵フィルターは網目が非常に細かいので、PCには向かないかもしれません。

PC用のダストフィルターは、適度に網目を大きくしてあります。網目が大きいと集塵性能は落ちるのですが、通気性は上がるからです。PCは冷却のために空気を取り込むので、あまり細かい網目にすると冷却性能が落ちます。

なので、やはりPCケース用のダストフィルターを購入したほうが良いですね。