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ゲーミングPCは通常のPCに比べると、性能が良いパーツで構成されているため、温度や湿度の管理が必要になります。
しかし、四六時中PCに張り付くわけにはいきません。つまり、故障を防ぐには何よりも設置場所が重要なのです。ではゲーミングPCにとって最良の設置場所とはどこなのでしょうか。
湿気と温度差に対する配慮はマスト
ゲーミングPCに限らず、PCの故障は「温度」と「湿度」が原因です。極端な高温・低温になると故障率が上がります。また、高湿度な環境で結露が生じると水分によって故障率が高まります。したがって、この2つに対する配慮は必須といってよいでしょう。
よく、「排出された空気がすぐに冷えるし、比較的涼しい場所だから」という理由で窓際にPCを設置する方がいますが、これは控えるべきです。
排出された空気と窓の温度差で結露が発生し、PCに悪影響を与えることがあります。また、窓際は直射日光によってPC全体が熱されてしまうため、熱対策の観点からも良い場所とはいえません。
業務用サーバーを数多く保管しているデータセンターが、窓のない環境にあることからも、これは明らかでしょう。
冬の結露で故障してしまうこともあります。詳しくは「PCが故障しやすいのは冬?寒さとPCの意外な関係」の記事で解説しています。
理想は「低湿度」「床から離す」「通気性が良い」
湿度や温度とともに、床からある程度距離があることも設置場所の条件といえます。床に直置きにすると埃や塵が混入しやすく、振動の影響も受けやすくなります。
これらはどちらもPCの故障に関係する要素ですから、ラックやテレビ台、デスクなどをうまく使って設置しましょう。
また、空冷にしろ水冷にしろ、PC周辺にある程度のスペースは必要です。空気が循環するスペースがなければ、冷却はうまくいきません。空冷はもちろん、水冷であっても結局のところはラジエーターの熱を空気で冷やすわけですから、エアーフローの確保は必須なのです。
部屋が狭い場合はある程度小型なデスクトップを選んだほうがいいです。「置き場所に困らない!小型・省スペースなBTOデスクトップパソコン」の記事では小型ゲーミングPCも紹介しています。
あとは机の上に置くか、床に置くかという問題もあります。それぞれメリットとデメリットがあり、「初めてのBTOパソコンは床置き?机置き?置き方や置き場所についての注意点」の記事で解説しています。
ゲーミングPCの設置に便利なBauhutte「BHD-670H-BK」
BHD-670H-BK」は、CPUスタンド(PCワゴン)として使用できる優れものです。大型のタワー型ケースにも対応し、PC本体をしっかり格納できます。天板が昇降式になっているため、ケースのサイズに合わせてPC全体を保護できるという特徴を持っています。キャスター付きで移動も楽ですから、理想の設置場所を創り出すには必須と言えるかもしれませんね。
高価なゲーミングPCの寿命をできるだけ長くするため、設置環境には気を使いたいところです。