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APUを本格的なゲーミングPC用パーツに押し上げた「Ryzen G」シリーズ。画質さえ調整すれば、大半のゲームが遊べてしまうという驚きのAPUです。また、安価なマザーボードを組み合わせて格安ゲーミングPCを作れることも見逃せません。
そこでAMDのエントリー向けチップセット「A320」搭載マザーと組み合わせたゲーミングPCプランを考えてみました。
そもそもRyzen Gでゲームはできるのか?
結論からいうと、十分に可能です。Ryzen 5 2400Gで考えた場合、以下のゲームは問題なく動作するでしょう。
PUBG | 平均43fps |
FORTNITE | 平均66fps |
OverWatch | 平均60~70fps |
LoL | 平均100fps以上(高画質設定:ウルトラ) |
MOBA系ならまずカクつきやもたつきは心配しなくてよいでしょう。しかしPUBGやFORTNITEのような3DTPS系は、さすがにやや重いです。画質を中~中高程度に設定すれば大丈夫ですが、最高設定は厳しいでしょう。ただし、プレイには何ら問題ありません。
CPUとGPUが一体になったAPUでこれだけの環境が整うため、Ryzen Gシリーズは本当に革命的なAPUといえます。
「5万円」をターゲットに構成を考える
では早速、「総額5万円」をターゲットにした構成を考えてみましょう。
OS | Windows10(DSP版)⇒約16000円 |
APU | Ryzen 5 2400G⇒19700円 |
マザーボード | A320搭載マザー⇒5500円(MSI A320M PROなど) |
メモリ | 8GB⇒7500円 |
ストレージ | SSD 240GB⇒約4000円 |
電源 | 400W⇒3500円(玄人志向 KRPW-L5-400W/80+など) |
ケース | 3000円程度 |
ゼロから自作すると、「5万円は厳しいが6万円は切る」といったイメージになりそうです。しかしメモリやケース、OSなどが流用できる場合は3万円台後半~4万円も視野に入ってきます。
自作の知識さえあれば、かなりお得なゲーミングPCが手に入ることは間違いありません。
APUにはエントリー向けマザーがマッチする
Ryzen Gシリーズが搭載できる「A320」チップセット搭載のマザーボードとしては、今回紹介したMSIのほかにもAsrockやBIOSTARあたりもおすすめです。
両者ともに安価でしっかり使えるマザーボードメーカーとして名を馳せており、コスパ重視の自作派には欠かせない存在となっています。
価格はどちらも6000円前後から。特にLOLなどのMOBA系プレイヤーは、Ryzen Gシリーズ+A320で組むPCでも何ら不便が無いため、是非チェックしてみてください。