【Skylake向け】予算5万円でPCの性能を飛躍的に伸ばすプラン

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2015年に発売されたIntelの第6世代CPU「Skylakeシリーズ」。発売されてすぐにSkylake入りのPCを購入したユーザーならば、そろそろ買い替えを考えるころだと思います。

しかし、GPU価格の高騰から新しいゲーミングPCは軒並み高価格。そこで、パーツ交換によるアップグレードを検討してみましょう。

今回は予算5万円でSkylakeなゲーミングPCをアップグレードするプランを紹介します。

5万円アップグレードは「パーツ流用が前提」

まず、5万円という予算からも分かると思いますが、このプランは「使えるものは徹底的に流用する」というスタイルです。

5万円ならばCPUとマザーボードで足が出てしまうこともあるため、PCケースやGPUなどは流用していこうと思います。

以下は、アップグレード前の構成です。

・CPU…Core i5 6400(4コア4スレッド、2.7~3.3GHz動作)
・マザーボード…MSI製 H170A PC MATE
・メモリ…Crucial製PC4ー17000 8GB(4GB×2)
・GPU…GTX1060
・SSD…Crucial SSD 250GB MX500(SATA接続)
・PCケース…Thermaltake Versa H26
・電源…コルセア RM650(650W、80PLUS Gold認証)
・CPUクーラー…インテル純正CPUクーラー

まず、予算5万円なのでGPUはそのまま流用します。理由は、GTX1060がまだまだ現役で通用するレベル(1650SUPERと同格)であるのと、GPU価格が高いからです。

CPUとマザーボード、メモリ、SSD、CPUクーラーを換装することとし、5万円以内でのアップグレードを目指します。

5万円アップグレードプランの内容

では早速アップグレードプランの内容を見ていきます。

・CPU…Core i5 12400Fへ換装(約22000円)
・マザーボード…ASRock H610M-HDV/M.2へ換装(約13000円)
・メモリ…Crucial CT2K8G4DFS832A [DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組]へ換装(約6800円)
・SSD(M.2 SSD)…ESSENCORE KLEVV CRAS C710 K256GM2SP0-C71(約4100円)
・CPUクーラー…Core i5 12400F付属のリテールクーラー(0円)
・合計:45900円

CPUとマザーボード、メモリ、起動ドライブと重要なパーツを一気に更新して5万円を切りました。

CPUクーラーはもし冷却能力や静穏性に不満があれば、サイズの虎徹あたりに変えても良いでしょうね。

この構成ならばWindows11にも対応可能なため、Windows8や10からのアップグレードにも適しています。GPUを変えず、流用できるものをしっかり見極めればここまで安価にアップグレード可能なわけです。

GPUは同じでも20~100%性能アップ

CPUのアーキテクチャやマザーボードのチップセット、SSDの起動速度が向上しているため、GPUは同じでも全体的な性能は確実にあがっています。

PCMarkではだいたい20%程度、写真編集ソフトのUL Procyonのベンチマークでは倍近いスコアをたたき出しました。

しばらくこの構成で様子を見て、GTX3050あたりが安くなってきたらDLSS狙いでGPUをアップグレードする、という方法もアリでしょうね。ぜひ試してみてください。