BTOパソコンでコスパが高いオプションとは

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BTOでゲーミングPCを購入する際、ほとんどの人がオプションを検討すると思います。しかし、オプションの金額はメーカーによってバラバラで、お得かどうか判断しにくいですよね。

そこで、BTOパソコンのオプションでコスパが高いものをピックアップしてみました。

BTOパソコンのオプション検討ポイント

一般的には「見積り・カスタマイズ」などの項目から、次のようなポイントを検討することが多いと思います。

  • CPUのグレード
  • GPUのグレード
  • メモリ搭載量
  • ストレージの数と容量
  • 電源のグレード

他にもCPUクーラーのグレードやグリスのグレード、ファンの数などを選べる場合がありますが、これらはレアケースなので除外します。

結論から言うと、私が個人的にコスパが高いと感じるオプションは、

1位:メモリ搭載量アップ
2位:ストレージのグレードアップ
3位:CPUのグレードアップ

の3つですかね。これらは、BTOメーカーが開催するキャンペーンの適用を受けやすい部分でもあります。

メモリは最初に検討すべきオプション

1位のメモリ搭載量については、大半のゲーミングPCが標準で16GBになっており、オプションとして32GB・64GBが設定されています。

ほとんどの人が満足するであろう16GB→32GBのオプション料金を調べてみると、

  • ドスパラ:16000円
  • パソコン工房:16000円
  • フロンティア:8000円

という結果になりました。(いずれも2022年5月時点)

フロンティアが突出して安いですが、そのほかのメーカーも特に高いという印象はありません。

アマゾンなどでメモリを購入するとDDR4-3200(PC4-25600)の16GBが大体1万円から17000円です。

オプションの料金と個別購入に大きな差がないので、良心的な部類だと思いますね。取り付けや動作検証の手間もありませんし。

ストレージの相場は500GBあたり1万円前後

2位のストレージについては、標準が500GBのNVMe SSD(M.2タイプ)であることが多いと思います。

オプション設定は、1TB、2TBが一般的でしょうか。500GB→1TBのオプション料金は

  • ドスパラ:12980円
  • パソコン工房:9700円
  • フロンティア:8000円

といった具合です。ここでもフロンティアが安いですが、本体価格やSSDのグレードなども関係するので単純比較は難しいです。

ちなみに1TBのNVMe SSDを単体で購入すると大体1~2万円1TBなので、こちらもまずます良心的な価格です。

CPUはキャンペーン狙いが吉

3位のCPUについては、通常時ではなくキャンペーンやセール時を狙うのがお得ですね。

よくあるパターンとしては、Core i5 やRyzen5などのミドルレンジグレード内で、ひとつ上のモデルに無償で切り替えられるというものがあります。

「Core i5 12400→Core i5 12500へ無償アップグレード」のようなイメージですね。値幅としては、大体1500~3500円程度が無料になるイメージです。

単体購入よりも安く手に入る上に、交換の手間も省けますので地味にお得です。ただし、通常時はそれほどお得ではないイメージがあるので、要検討かもしれません。

カスタマイズ構成でも保証が受けられるメリットは大きい

BTOパソコンのオプション変更は、一般的な自作PCのように保証対象外になることがありません。

カスタマイズ済みの構成で保証が受けられるので、不具合が発生しても安心です。これは、一度でも故障や不具合を経験した人なら理解できるかと思います。

一昔前は、「BTOメーカーのオプションは高い」というイメージでしたが、半導体不足の影響でパーツ単体の価格が上がっているので、相対的にお得感がでてきましたね。

時期にもよるかと思いますが、メモリやストレージなどは積極的に検討しても良いのかもしれません。