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自作PCを構築するとき、PCパーツのほかにも必要なものが出てきます。普段からモノ作りをする環境にある方なら困りませんが、自作PC初心者で電子工作経験が豊富、という方はなかなかいないでしょう。
そこで、自作PCを構築するときに買うものをまとめてみました。どれも比較的簡単に手に入るものばかりですよ。
精密ドライバーセット
最近では手回し式ネジを採用し、ツールフリーで組み立てられるケースが増えましたが、まだまだ必要です。BTOショップでパーツと一緒に購入しておくと良いでしょう。
静音ケースファン
PCケースには標準でいくつかのファンが付属しています。また、CPUも標準クーラーとファンが付属しているため、無くても特段困ることはありません。
しかし、冷却性や静音性を上げたい場合などは、ファンの増設もしくは交換が必要です。特に最近のPCケースは、あらかじめファン増設用の口がいくつか用意されているため、ケースファンを余分に持っておくと便利です。
ネジセット一式
ドライバーセットとともに、ネジセットも購入しておくと心強い味方になります。不慣れなうちはどうしてもネジを紛失したり、ネジ山を潰してしまったりしがちです。
このとき、スペアが豊富にあれば少々の失敗は問題になりません。こちらもBTOショップで売っているので、入手性は高いですね。インチネジ、ミリネジ両方を購入しておくことが大切です。
CPUグリス
CPUグリスは、頻繁にCPU交換やOC(オーバークロック)をしない限りそれほど出番はありません。しかし、標準で塗られているCPUグリスをふき取って、金属製のグリスに塗り替えることでCPUの発熱をおさえることができます。
CPUのアップグレード時にも使えるため、ひとつは用意しておいたほうが良いでしょう。
静電気対策用手袋
慣れないPC組み立て作業では、指が痛くなったり汗で滑ったりと、手に負担がかかるものです。また、メモリやマザーボードの回路部など、皮脂が悪影響を及ぼす可能性のある個所も多いです。
薄い静電気対策用手袋は、手やパーツの保護に役立ちます。
梱包材(プチプチ)
通称「プチプチ」と呼ばれるエアークッションも、組み立て作業で重宝します。マザーボード、メモリ、CPUなどを一時的に置いておく場所に敷きましょう。
半導体は傷やほこりに弱いので、プチプチを敷くことで故障の確立がぐっと下がります。
今回紹介した道具類は、BTOショップで買えるものばかりです。ただし梱包材だけは自宅にあるものを流用するか、ホームセンター、ネットショップなどで購入する必要があります。
初心者だからこそ、こういった便利な道具の力を借りて構築作業を安全に進めましょう。