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小型PCの中には、DVDドライブやブルーレイドライブなど、物理的なドライブを搭載しないものがあります。
数年前まではOSのインストールなどに必須だったドライブですが、最近ではUSBメモリなど小型の記憶デバイスからでもインストールが可能となりました。
そこで、ゲーミングPCにはドライブが必要なのかを考えてみたいと思います。
無くても十分だがあると便利なドライブ
結論から言うと、私の経験上、ドライブは搭載していなくても何ら不自由しません。
冒頭でも述べたようにOSはプレインストールモデルやUSBメモリからのインストールで十分ですし、わざわざDVDメディアからインストールする必要はないわけです。
さらに、ストレージの大容量化でDVDメディアにデータを保存する機会も減っています。最近は4TB以上のHDDも安価に出回っていますし、わざわざDVDにデータを焼くのは非効率といえるでしょう。
しかし、ドライブにも十分使い道があります。OSのクリーンインストールは付属のDVDメディアから実施したほうが安全かつ確実ですし、最新版のドライバを保存しておくのにも便利ですからね。
また、HTPCを構築するときはドライブは欠かせません。映画や動画再生用のPCならば、ドライブは最も重視するパーツのひとつです。
mini-ITXなゲーミングPCなら省略もあり!
ここ2年ほどで、ゲーミングPCも一気に小型化し、mini-ITXサイズのゲーミングPCが増えました。
PCパーツひとつひとつの性能が向上し、消費電力が低下している今、大型のPCが不要と見なされているのです。
事実、かなりハイエンドな構成でもmini-ITX規格で構築できますからね。こういった小型ゲーミングPCのネックになるのがドライブです。
mini-ITX専用ケースの中には、そもそもドライブ搭載用のスペースが省略されているものも多く、OSインストール時だけ外付けドライブを使用するという方法も十分にありといえます。
変換ケーブルで外付けドライブを内蔵型に
OSのインストール時、外付けドライブが上手く認識されず、OSのインストールが上手くいかない時があります。
このようなとき、内蔵ドライブがないと非常に困ったことになりますよね。何しろメディアを読み込む術がありませんから。
そういった事態に備え「USB-SATA変換ケーブル」を持っておくと便利です。外付けドライブのUSB接続を内蔵型のSATA接続に変換するケーブルで、疑似的に内部ドライブ化できます。
こうすることで、内蔵ドライブとしてOSのインストールが可能になり、トラブルを回避できるのです。
USBが不調に陥ったときに備えて、1つは保持しておきたいところですね。変換ケーブルさえあれば、外付けドライブのみでも十分だと思いますよ。