自作PCが向いている人の特徴、性格とは

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BTOパソコンが普及し始めてから、自作PCに取り組む人が減ったような気がします。たしかに自作はエネルギーを使いますからね。多くの人は、BTOパソコンを買ったほうが、時間もお金も節約できるかもしれません。

しかし、そんな中でも「自分だけのオリジナルマシンが欲しい」という人は必ずいるもの。そこで、自作PCが向いている人の特徴・性格をまとめてみました。

臆病で慎重

自作PCは、パーツ自体は少ないものの、相性やドライバのバージョン、組み立て時の細かい注意事項など、いろいろなルールがあります。臆病で慎重な人ほど、これら細かいルールに関する情報収集を小まめに行い、失敗が少ないように思います。

「組立ながら覚える」でも全く問題ないのですが、手順をひとつ間違えたばかりに、高価なパーツが使い物にならなくなる…といった落とし穴があるのが自作PCの世界。特にCPUの取り付けやCPUクーラーの設置は、初心者が最も注意したい部分です。

情報収集が得意

繰り返すようですが、自作PCは情報収集が非常に重要です。パーツの相性や起こり得る問題、問題が起こったときの対応方法など、全て「情報」が鍵を握ります。

2チャンネルや5チャンネルのような掲示板、知恵袋系の質問サイトなどを駆使し、「先輩の生の声」をいかに集められるかが、自作PCを楽しむコツかもしれません。私自身も、初心者の頃は「先輩」に相当する友人がいました。

その友人が「ネットではこのCPUのほうがコスパいいって言われているけど、実際はもう一つ下のランクのこれでもFPSでるよ」といった有益な情報をもたらしてくれたものです。

また、パーツ購入に付き合ってもらったり、おすすめのメーカー(MSIやASUS、ASrockなど)を教えてもらったりしました。ネットでの情報収集も良いですが、やはり「詳しい友人・知人」を一人でも確保しておくと、スムーズさが全く違います。

困った時に相談できる知り合いいたり、自分で調べる・相談する・事例を読み解く、といった作業ができたりすることが、自作PCを楽しむコツかもしれません。

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「調査」「検証」が苦にならない

自作PC界隈では「相性」とひとくくりにされているものの、実際は解決可能な問題が数多くあります。biosの設定やOSごとの特徴、OSが吐き出すエラーログの意味などをしっかり調べていけば、必ずと言って良いほど原因に辿り着けるのです。

また、不具合の原因を突き止めた後に、その原因を自分で再現し「検証」することまでできれば、言うことなしです。

ここまでたどり着くためには相応の時間や労力が必要ですが、初心者でも調査や検証が苦にならなければ、あっという間に中級者レベルには到達できます。

ただし、「動作報告の少ないパーツは避ける」「安さだけに釣られてサポートや説明書のない製品は買わない」といった注意は必要でしょう。

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自作PC初心者こそ十分な予算を確保すべき

初心者こそ十分な予算を確保してから自作に取り組むべきかもしれません。

少ない予算で十分な性能のPCを自作するには、知識と経験が必要だからです。また、問題を解決できずに代替品を購入したり、お金を払ってサポートを受けたりする可能性も否定できませんよね。

予算ギリギリで問題にぶつかると、組んでいる途中のPCだけが残り、いつまでたってもゲームをプレイできませんから。そういう意味では、限られた予算の中でこそ「確実に動いて保証もある」BTOパソコンを選択すべきといえるでしょう。

個人的には、1代目はBTOパソコンを買い、知識と資金を貯めつつ2台目で自作PCに取り組む、という道筋がおすすめです。

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