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据え置きゲーム機の中では、性能・人気ともに最高クラスと言われるPS4 Pro。はたして、ゲーミングPCと比べるとどのくらいの差があるのでしょうか。
今回は、エントリークラスのゲーミングPCと、価格や性能を比較してみたいと思います。
PS4 ProのスペックをPCパーツで置き換える
まずはPS4 Proのスペックです。
CPU | AMD Jaguar×2 (4コア、2.1GHz動作、AMD Athlon 5350相当) |
GPU | 4.20 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine(GTX1060相当) |
メモリ | DDR5 8GB |
ストレージ | 1TB HDD |
価格 | 税込み約42000円 |
ざっくりしたイメージでいうと、CPUに5年前(2014年)のAPUを採用し、GPUにGTX1060(3GB)を搭載したリファービッシュPCに近いかもしれません。
ちょっとCPUとGPUのバランスが悪い気がしますが…そこはPCとの違いであり、PS4向けの専用設計ということなのでしょう。
類似性能でエントリーPCを探すと…
似たような性能でエントリークラスのゲーミングPCを探すと、以下のようなモデルがヒットします。
ドスパラ リノベーションPC
OS | Windows10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-3770 (4コア8スレッド、3.4~3.9GHz動作) |
GPU | GTX1650 4GB |
メモリ | DDR3 16GB |
ストレージ | SSD 480GB |
価格 | 税込み約78000円 |
ドスパラ 「GALLERIA DC」
OS | Windows10 Home 64ビット |
CPU | Core i3-8100 (4コア4スレッド、3.6GHz動作) |
GPU | GTX1050 2GB |
メモリ | DDR4 8GB |
ストレージ | SSD 240GB |
価格 | 税込み約77000円 |
「4万円のPS4 Proをゲーム専用機として買う」「7~8万円のゲーミングPCをゲームとその他の用途で買う」という比較になるでしょう。
リファービッシュPCを探せば、5万円程度でも似たような性能が見つかるかもしれませんね。GPUの縛りがややきつい印象です。
やはりGTX1060クラスを搭載しているゲーミングPCとなると、どんなに安くても6万円は超えてきます。そういう意味では、PS4 Proはかなり割安なゲーム機なのかもしれません。
ゲーム単体ではPS4 Proが優秀だが…?
ただし、PS4 Proはブラウジングやその他の作業を含めると、ゲーミングPCに一歩劣る印象です。
ゲーミングPCはあくまでもPCですから、ゲーム用途以外のさまざまな作業に使えます。また、モニターの増設や動画作成、配信を考えると、ゲーミングPCの優位度はかなり上がるでしょう。
加えて、クロスプラットフォームを採用しているタイトルでは、軒並みPCユーザーが上位を占めています。チューニングやアップグレードの自由度がありますからね。
どちらも買うだけの予算が無い方は、3年~5年単位でどちらが得かを考えるべきかもしれません。