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日本人が使うキーボードといえば「JIS配列」が最も多いですよね。私も所有するキーボードの大半がJIS配列です。
しかし、キーボードの配列は実はいろいろあり、その大半が日本ではほとんど売られていません。今回は、知られざる「JIS配列以外のキーボード」を紹介します。
JIS以外のキーボード配列一覧
では早速JIS以外のキーボード配列を紹介していきます。あなたはいくつ知っているでしょうか?
JIS配列
主に日本で使われる配列で、日本語入力に適しています。JIS配列のキーボードは、日本語の文字入力や特定の日本語処理ソフトウェアとの互換性が高いです。
日本工業規格(Japan Industrial Standards)に基づいたキーボード配列です。日本語入力を容易にするため、特有の文字キー(「かな」キーなど)があります。
QWERTY配列を採用していて、日本人には非常になじみやすいスタイル。日本で売られているキーボードの9割以上を占めます。特にこだわりがなければJIS配列一択ですね。
使用地域: 主に日本。
ANSI配列
アメリカ合衆国を中心に広く普及している配列で、英語を主要な言語とするユーザー向けです。一般的な文書作成や一般的なPC作業に適しています。
アメリカ国家規格協会(American National Standards Institute)によって定められた配列で、英語圏向けに設計されています。キーの数は約104キーで、日本のJIS配列と比べると少なめです。
一般的にUSキーボードと呼ばれるものに採用されていることが多く、英字を主体とした入力に適しています。
使用地域: 主にアメリカ合衆国やカナダの英語圏。
ISO配列
ヨーロッパなどで使われる配列で、多言語入力に適しています。ヨーロッパの多言語環境において、特にアクセント付き文字の入力が容易です。
国際標準化機構(International Organization for Standardization)の規格に基づく配列で、ANSI配列に似ていますが、”Enter”キーの形状が異なり、追加のキーがある点が特徴です。
使用地域: ヨーロッパを中心に、英語以外の言語を使用する国々。
HHKB配列
プログラミングやコーディング、タイピングを多く行うユーザー向けで、キーボード上のキー配置が特徴的で、これらの作業を効率的に行うことができます。
Happy Hacking Keyboardの略で、プログラマーやコンピューター専門家向けに設計されたコンパクトなキーボード配列です。不必要なキーを省略し、効率的なキーストロークを実現しています。
厳密にいえば配列というよりもキーボードの種類ですね。主にファンクションキーとテンキーが省略されていてかなりコンパクトです。ゲームに向くかどうかはケースバイケース。
使用地域: 使用地域は特に限定されていませんが、技術者やプログラマーの間で人気があります。
DVORAK配列
QWERTY配列に比べてストローク数が少なく、より手首の負担が少ないとされています。タイピング速度や快適性を重視するユーザーに適しています。
タイピング速度の向上と疲労の軽減を目的として設計された配列です。最も頻繁に使用される文字をホームポジションに配置することで、効率的なタイピングを実現しています。
使用地域: 使用地域は限定されていませんが、英語圏の中で興味を持つユーザーによって使用されています。
Colemak配列
QWERTY配列と比較してもストローク数が少なく、タイピング効率を高めることができます。QWERTY配列からの移行や、タイピング速度向上を目指すユーザーに適しています。
DVORAK配列と同様に、タイピング効率を向上させることを目的としていますが、QWERTY配列からの移行を容易にするため、キー配置の変更を最小限に抑えています。
使用地域: 使用地域は限定されていませんが、主に英語圏の中でQWERTY配列からの移行を考えるユーザーに選ばれています。
ゲーム用途ならJISかANSIで問題ない
ということで、意外に配列の種類が多いことがわかりますね。私はJIS、ANSI、HKKBを所有していて、ISOも使ったことがありますが、普通に使うならJISで問題ありません。
ANSI、つまりUSキーボードも意外と使いやすいのですが、日本人ならJISが一番ですね。これはゲームのジャンルやタイトル問わず一緒でした。参考にしてみてください。